オフェンスで見せた積極性
グリズリーズがネッツのホームに乗り込んだ一戦。ベンチメンバーが先発5人の総得点を超える61得点を稼ぎ出し、セカンドユニットが躍動したグリズリーズが118-79と圧勝。これでグリズリーズは連勝を3に伸ばし、勝率を五分に戻した。
そして、最終クォーター残り5分43秒、30点リードの場面で渡邊雄太に出番が回ってきた。これまではディフェンスでの貢献が目立っていた渡邊だが、今日はオフェンスで積極的な姿勢を貫いた。
リバウンドのこぼれ球を拾うと、そのままボールをプッシュ。味方にボールを一度預け、3ポイントラインに開きリターンを要求し、そのまま3ポイントシュートを沈めた。
直後には、ハンドラーとなり拳を挙げてゲームメイクするシーンも見せた。その後、ステップバックの3ポイントシュートは外してしまうが、オフェンスリバウンドを奪取し3ポイントラインまで戻ると、ディフェンスを1人かわし、2人のブロックショットをかいくぐってドライビングレイアップを決めた。
タフショットを決め、ベンチもこの盛り上がりよう。
our bench ? pic.twitter.com/Tyhsk5GnZP
— Memphis Grizzlies (@memgrizz) March 5, 2020
ヘルプディフェンスからスティールに成功するなど、ディフェンスでの貢献も見せた渡邊は約6分の出場で5得点2リバウンド1スティールを記録。
勝敗がすでに決していた時間帯での起用となったが、最後までアグレッシブにプレーした渡邊。レギュラーシーズンは残り20試合となったが、今日のように選手としての評価を高めていってほしい。