ファイナルラウンドは1月4日スタート

『第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会』のファイナルラウンドの組み合わせ抽選が本日行われ、男女のトーナメント表が発表された。これまで全国各地で予選が行われてきたが、この男女8チームが1月4日から7日までさいたまスーパーアリーナで行われるファイナルラウンドを戦い、優勝チームを決める。

男子では昨シーズン王者の千葉ジェッツと、昨シーズンのリーグ王者の栃木ブレックスが準々決勝で激突。昨シーズンはBリーグのチャンピオンシップでも戦い、今シーズンのリーグ戦でもすでに4試合を実施、どの試合も際どい展開となる名勝負必至のカードだけに注目を集めそうだ。

この栃木と千葉の勝者を軸に、川崎ブレイブサンダース、シーホース三河が中心となりそうだが、一発勝負とあって何が起きるか分からない。さいたまスーパーアリーナでの開催となって、いつもと違う雰囲気で試合が行われるのも一興だ。

女子ではWリーグの『女王』JX-ENEOSサンフラワーズがやはり優勝候補だが、今年はその勢いに待ったをかける大型補強を実施したトヨタ自動車アンテロープスが同じ山に入っており、順当に行けば準決勝で対戦する。トヨタは大型補強をした分、チームとしてまとまる過程にあり、Wリーグではすでに2敗を喫して全勝を続けるJXに差をつけられている。それだけに、ここでJXを倒して勢いに乗りたいところだ。

ただ、皇后杯のタイトルを狙う意欲は8チームすべて等しいもの。その他のチームも当然のように優勝を狙っており、一発勝負での戦いは予断を許さない。

歴史ある大会が新たなフォーマットとなった今大会、頂点に立つのはどのチームだろうか。