「ミスは気合の入ったプレーでカバーすればいい」
ロンゾ・ボール、カイル・クーズマの加入により『ヤング・レイカーズ』への注目が増している反面、同じロサンゼルスに本拠地を置くクリッパーズは、9連敗と絶不調に陥っている。
開幕から4連勝を記録したまでは順調だった。しかし、パトリック・ベバリーとミロシュ・テオドシッチがケガで離脱してから歯車が大きく狂い、現在に至っている。チームを救うべく、ベバリーは11月20日のニックス戦で復帰したが、悪い流れは変えられなかった。
試合後ベバリーは、不甲斐ないプレーを続けるチームに喝を入れるため、『Los Angeles Times』に「ファーストユニットがだらしない」とコメントしたのだ。
連敗が3に到達した後でチームミーティングを行なったクリッパーズが、再び全員で話し合う必要があるかを聞かれたベバリーは、「そんなもの必要ない」と一蹴。「ハードにプレーすればいい。それだけだ。もっとガッツを見せてプレーしないといけない。ミスは気合の入ったプレーでカバーすればいい。今はそういうプレーができていない。チーム全体ではなくて、ファーストユニットがだらしないからだ。俺は、ファーストユニットにもっとハードにプレーしてもらいたくて言っているんだよ」と、続けた。
コート上で泥臭く、相手にへばりつくようなディフェンスを見せるプレースタイルと同様、ベバリーはチームメートであっても覇気が感じられなければ、耳が痛いことでも口に出して言える存在。もし22日のホークス戦でも敗れて連敗が2桁に達したら、ベバリーは再びチームに檄を飛ばすはずだ。
Pat Beverley gets loose for the @LAClippers and is set to make his return tonight on League Pass! #ItTakesEverything pic.twitter.com/Y1wfMv4OzC
— NBA (@NBA) 2017年11月21日