2年目のドンチッチ、ヤングは初選出
1月23日、NBAは2月16日にシカゴのユナイテッド・センターで開催されるNBAオールスターゲームに出場する10人のスターターを発表した。
東西カンファレンスのスターターは以下の通り。(括弧内はオールスター選出回数)
西カンファレンス
アンソニー・デイビス / レイカーズ(7)
ルカ・ドンチッチ / マーベリックス(1)
ジェームズ・ハーデン / ロケッツ(8)
レブロン・ジェームズ / レイカーズ(16)
カワイ・レナード / クリッパーズ(4)
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東カンファレンス
ヤニス・アデトクンボ / バックス(4)
ジョエル・エンビード / セブンティシクサーズ(3)
パスカル・シアカム / ラプターズ(1)
ケンバ・ウォーカー / セルティックス(4)
トレイ・ヤング / ホークス(1)
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今回のオールスターも、昨年と同様に各カンファレンスの最多得票選手がチームのキャプテンとなり、NBAオールスタードラフトが実施される。2名のキャプテンが投票によって選出されたスターターとリザーブから、カンファレンスを考慮せずに各選手を指名してチームを編成する手法だ。
1月20日に締め切られたファン投票の結果、西のキャプテンは627万5459票を獲得したレブロン、東のキャプテンは590万2286票のアデトクンボに決定。昨年に続いて、チーム・レブロン対チーム・ヤニスの図式となる。
初選出組で注目されるのは、東西の2年目選手だろう。
西からスターターに選出されたのは、今シーズンのMVP候補とも言われているドンチッチ。2月28日に21歳の誕生日を迎えるドンチッチは、NBA史上最年少でオールスターゲームに出場する欧州出身選手になる。また、20歳以下でオールスターゲームに出場する史上9人目。ファン投票でもドンチッチはレブロンに迫る勢いを見せ、最終的に西のガード部門1位の611万1735票を獲得した。
東のスターターの一人は、そのドンチッチと昨シーズンの新人王を争ったヤング。ヤングは東のガード部門で最多の282万9969票を獲得した。ホークスの選手でスターターに選出されたのは、1998年のディケンベ・ムトンボ以来。2010年にはジョー・ジョンソンがスターターとしてオールスターゲームに出場したが、ジョンソンは個人的な事情で出場しなかったアレン・アイバーソンに代わり、スターターに繰り上げられた。
1月30日には、コーチ投票で選出されるリザーブメンバーが発表され、後日レブロンとアデトクンボによるオールスタードラフトが実施される。ドラフトは各キャプテンがスターターに選出された他の8名の中から指名する1巡目、リザーブに選出された14名の中から指名する2巡目に分けられる。
最多票を獲得したレブロンに1巡目の最初に選手を指名する権利が与えられ、その後は交互に選手を指名していく。対して、アデトクンボには、2巡目の最初に選手を指名する権利が与えられる。