Bリーグ第6節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。
第5位 中東泰斗(三河vs名古屋D)
三河ディフェンスの一瞬の綻びを突いた中東のダンクシュート。横への動きを遮断したい金丸晃輔と、トップに上がろうとする中東をケアするダニエル・オルトンの意思疎通にズレが生じ、ゴールへのラインが空く。周りのディフェンスもヘルプが遅れ、その隙を見逃さず中東はドライブからワンハンドダンクを叩き込んだ。
第4位 比江島慎(三河vs名古屋D)
比江島はドライブで抜ききれず船生誠也を背にする。ポストプレーで攻めると見せかけゴールから遠ざかるようにバックステップを踏んで距離を取った比江島はそのまま軽々とフェイダウェイシュートを決めた。ディフェンスに定評のある船生を手玉に取った、比江島らしいステップワークから生まれたゴール。
第3位 馬場雄大(A東京vs富山)
宇都直輝との1on1から沈めた馬場のバスケット・カウント。左45度からリングへアタックする馬場。宇都に進行方向をふさがれるもバックターンで方向転換し、そのままシュート態勢へと移行。身体を寄せながらリバースシュートに持っていったことで宇都のシュートファウルを誘ってゴールも沈めた。宇都も抜かれずに好ディフェンスを見せたが、馬場のスピードと力強さがその上を行った。
第2位 ダニエル・オルトン(三河vs名古屋D)
3対2のアウトナンバーから生まれた、オルトンと橋本竜馬のアリウープ。橋本がボールをプッシュし、オルトンはリングへ一直線に走りこむ。ディフェンスは張本天傑と中東泰斗が戻っていたが、中東は左サイドに待ち構える金丸をケアしなければならず、ヘルプに行くのが少し遅れる。張本は橋本とオルトンの両方をケアした結果、ディフェンスが中途半端になってしまった。橋本の絶妙なパスとオルトンのスピードと高さが相まって生まれたアリウープ。
第1位 アイラ・ブラウン(琉球vs千葉)
富樫勇樹のボールをスティールした石崎巧はすぐさま速攻に転じる。アイラが走りこむのを確認した石崎は、守るマイケル・パーカーをギリギリまで引き付けてからアイラにパスを送る。パーカーがブロックショットに飛ぶも、アイラの跳躍力がそれを凌駕し、強烈なワンハンドダンクをお見舞いした。アイラの豪快なダンクに会場は大いに沸いた。