Bリーグ第3節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。
第5位 富樫勇樹(栃木vs千葉)
富樫のアンクルブレイクからのミドルシュート。急加速のドライブによって、マークにつく遠藤祐亮はタイミングを外されやや後ろから追いかける形に。そして富樫は緩急を使いフリースローラインで急ストップ。遠藤は身体が流れ足がもつれてしまい、富樫にジャンプシュートを許した。
第4位 鵤誠司(栃木vs千葉)
鵤の身体の強さが際立ったバスケット・カウント。ボールをプッシュする鵤はアキ・チェンバースにハーフコートラインのあたりで並ばれてしまう。それでもそのままアキを背負いつつ強引にリングにアタック。アキのブロックショットをかいくぐり、なおかつシュートファウルを誘ってレイアップを沈めた。フィニッシュの柔らかいボールタッチもgood。
第3位 アイラ・ブラウン(琉球vs滋賀)
アイラの速攻から沈めた豪快なダンクシュート。アイラはしっかりスクリーンアウトをして、ヒルトン・アームストロングのリバウンドを確認すると、そこから前線へ一気に駆け上がる。岸本隆一からのリードパスを受けたアイラは、スティールを狙う並里成をターンでかわし、そのままボースハンドのダンクを叩き込んだ。
第2位 関野剛平(北海道vs川崎)
ディフェンスに定評のある関野がオフェンスで魅せたプレー。マーク・トラソリーニのスクリーンによって、辻直人との間にできたわずかなズレを利用し、リングにアタックした関野は辻からファウルを誘発。身体が横に流れるも、態勢を立て直しそのままフィニッシュも沈めた。これで点差を2桁に乗せた北海道は、川崎ブレイブサンダースから勝利をもぎ取っている。
第1位 ジャスティン・バーレル(SR渋谷vs名古屋)
笹山貴哉とバーレル、クレイグ・ブラッキンズの3人でディフェンスを崩して生まれたアリウープ。笹山に高い位置でダブルスクリーンをかけるバーレルとブラッキンズ。伊藤駿は笹山を追いかける形となり、ジョシュ・ハレルソンは外に開いたブラッキンズを離せずヘルプにいけない。その結果、ロバート・サクレが笹山のドライブを止めにいくことに。笹山はバーレルがノーマークになったのを見逃さずパスを供給し、バーレルとのアリウープを完成させた。