「ブーイングは試合の一部分という感覚」
2018年の夏にスパーズからラプターズにトレードされ、今年のオフにフリーエージェントになってクリッパーズに移籍したカワイ・レナードは、サンアントニオで古巣と対戦するたびにブーイングで歓迎されている。
12月21日の試合も過去2試合と同様にブーイングで歓迎されたが、26得点7リバウン9アシスト4スティールの活躍でチームを引っ張りクリッパーズが134-109で勝利した。
レナードにとっては、スパーズ退団後にサンアントニオであげた初勝利。ボールに触れるたびにブーイングされたことに関してリポーターから質問を受けても「それも試合の一部分」と、淡々とコメントした。「自分は試合に勝つためにやっているわけで、ブーイングが起きて観客が見方でなくても自分たちがより強くなればいいだけ」
クリッパーズはペイント内で74点、ファストブレイクから26点、スパーズが記録した18ターンオーバーから36得点を決めての快勝だった。
未だにスパーズファンから歓迎されないことについて、レナードは「退団の経緯が関係しているのだと思う。メディアの伝え方だけどね」と言及。しかし、試合以外の場面ではファンの対応も変わると続けた。
「試合がなくてサンアントニオの街を歩いていたら、ここでの自分のプレーをリスペクトしてもらえて、今でも感謝されるんだ。だからブーイングは試合の一部分という感覚かな」
.@kawhileonard put on a show for San Antonio.
He earns the @Kia Performance of the Game. pic.twitter.com/SvDNK2sJWF
— LA Clippers (@LAClippers) December 22, 2019