ギブス&ロシター

4年目を迎えたBリーグの『B.LEAGUE ALL-STARGAME 2020 IN HOKKAIDO』が、2020年1月18日に北海きたえーるで開催される。1年目は代々木第一体育館での開催だったオールスターは、その後は熊本、富山と地方のバスケ人気の高まりに一役買い、今回は札幌での開催となる。

12月2日、その出場選手が発表され、ファン投票により決まったスタメンの10選手が会見に出席した。この会見を終えた『B.BLACK』のジェフ・ギブスとライアン・ロシターに、北海道の好きなところ、自身にとっての『スター選手』とは何かを聞いた。どの選手も札幌での『バスケの祭典』に心躍らせる一方で、選ばれしスター選手としての責任感を抱いている。

ギブス「日本に来て最初の試合が北海道だった」

日本に来て最初の試合が北海道だった。2010年、トヨタ自動車でコービー・ブライアントのお父さんがヘッドコーチだった時のことだね。冬に試合で行くと、雪景色が本当にきれいだという印象がある。

僕にとってのスターはチャールズ・バークレー。身長がない中でも身体の強さ、インサイドで戦うところで目立つ彼のプレーをいつも見ていた。子供の頃はバークレーの真似をしてスキンヘッドにしていたぐらいなんだ(笑)。もちろんマイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンも好きだったけど、一番はバークレーだった。今の選手だと同じオハイオ州出身だからレブロン・ジェームズだね。

スター選手というのは、若い世代だったり他の人の模範になるロールモデルであることが必要だと思う。特に自分は子供のために何かをしたり、子供の助けになることをすることが好きなので、子供がかかわることは積極的に取り組んでいきたい。

ライアン・ロシター

ロシター「折茂さんの年齢まで現役を続けたい」

オールスターは普段は対戦相手である選手と同じチームでプレーできるから、いつも楽しみにしているんだ。

北海道の思い出は雪まつり。試合の後にオフがあって、雪まつりを見に行ったことがある。いろんな雪像を見たのも楽しかったし、札幌の街全体が雪まつりで盛り上がっていて、すごく楽しかった。雪景色を見るのは好きだけど、年に1回か2回でいいかな(笑)。

僕はずっとノビツキーのファンだった。彼の動きを真似たりしたよ。彼の試合を見て、特に参考にしたのはフェイダウェイシュートだ。彼は身体能力に優れていたわけじゃないけど、どうやって動き、シュートに持って行くのかを完璧に理解していた。彼のそういう動きを見て学んだことも多い。今までの僕の人生において一番のスターだよ。

ノビツキーのようなベテランになるまでプレーを続けたい。いや、折茂さんの年齢まで現役を続けるのが僕の目標だよ。