デリック・ローズ

「これまでとは違う形でスタッツを見ている」

今シーズンからピストンズでプレーしているデリック・ローズが、開幕から現在までのパフォーマンスを振り返り、自己批判した。

ローズは開幕から3試合を終えて平均25.3得点2.3リバウンド5.0アシストを記録。まだシーズンは始まったばかりだが、かつて最年少でMVPを受賞した2010-11シーズンのようなスタッツを残している。それでも、チームは1勝2敗と負けが先行しており、ローズは自身のプレーを「酷い」と、評価している。

『The Detroit News』によれば、ローズは「自分のプレーは酷い。ターンオーバーが悪い。1試合に4回か5回は記録してしまっている。特にポイントガードに戻った以上、これまでとは違う形でスタッツを見ているんだ」とコメントし、ターンオーバー数を気にしているという。

実際、ローズの平均ターンオーバー数は4.3で、111-117で敗れたセブンティシクサーズ戦では6回を記録した。

今シーズンもプレーオフ進出が目標のピストンズは、ローズに期待を寄せている。球団の気持ちを理解しているからこそ、ローズも自分のパフォーマンスに納得がいかないのだろう。

しかもピストンズは、エースのブレイク・グリフィンが膝とハムストリングを痛めて戦線離脱中で、ローズ、アンドレ・ドラモンド、ルーク・ケナードらにステップアップが求められている。

グリフィンが復帰するまでの間、ローズは普段以上に責任あるプレーをしようと心がけている。