最終クォーター序盤のパフォーマンスに差
プレーオフのファーストラウンド初戦、レイカーズはホームにロケッツを迎えた。レイカーズはルカ・ドンチッチとオースティン・リーブス、ロケッツはケビン・デュラントがそれぞれ欠場した。
レブロン・ジェームズは自ら攻めながらも、味方に次々と質の高いパスを供給し、第1クォーターだけで8アシストを挙げた。八村塁は持ち前のシュート力を発揮し内外から得点。ルーク・ケナードは3ポイントシュートだけでなく、連携からミドルレンジでのシュートを高確率で沈め、いきなり11得点を挙げてレイカーズが先行した。
オフェンスリバウンドを強みとするロケッツの激しさに苦戦するも、ジャレッド・バンダービルトを筆頭にディフェンシブプレーヤーが身体を張り、セカンドチャンスポイントを最低限に留める。レブロンがベンチに下がっている際はマーカス・スマートがゲームメークを担い、フィジカルなドライブでスコアしつつ、しっかりと味方を生かしていった。一時2桁リードを得るなど、レイカーズのペースで試合は進んだが、第2クォーター中盤以降にオフェンスが停滞し、ラスト5分間で5ターンオーバーを喫したことで50-48と1ポゼッション差に迫られて前半を終えた。
後半に入ると、互いに主導権を握りあう展開が続く。ハリーバックから速攻を防ぎ、3ポイントシュートを決める八村のビッグプレーが飛び出すが、ゴール下をアルペラン・シェングンにブロックされ、3ポイントシュートを打たせてもらえずにパスミスを犯すなど波に乗れない。それでも、レイカーズはフィジカルなアタックを根気強く守ることでロケッツのフラストレーションを溜めることに成功。テクニカルファウルを得るなど、フリースローでしっかり加点していき、要所でレブロンがポストプレーからスコアしたことで、このクォーターを25-18と上回った。
そして、最終クォーターに入り八村が連続でミドルシュートを沈めると、ここから一気に流れに乗った。ロケッツのインサイドアタックをタフに守り続けると、レブロンがディープスリーを射抜き、ケナードが2本連続で3ポイントシュートを沈め、開始3分強でリードを16点に広げた。その後、1桁差に詰められたシーンもあったが、この序盤の攻防が決定打となり、レイカーズが107-98で勝利した。
ケナードは5本の3ポイントシュートをすべて成功させ、ゲームハイの27得点を記録。ディアンドレ・エイトンが19得点11リバウンド、レブロンが19得点13アシストと二人がダブル・ダブルを達成。八村はチーム最長となる41分間プレーし、2本の3ポイントシュートを含む14得点を記録。また、アメン・トンプソンを自由にさせず、3スティール、2ブロックとディフェンスでも存在感を示した。
