渡辺翔太の3ポイントシュートがリングを射抜く

B1第28節が4月1日に各地で開催された。

仙台89ERSはホームでアルバルク東京と対戦し、ここまで0勝19敗だった相手に初勝利を挙げた。仙台は同点で迎えた残り21秒、ここまで14得点10アシストを記録していたセルジオ・エル ダーウィッチがドライブで中央を突破。コーナーにいたここまで無得点の渡辺翔太のマークマンがヘルプディフェンスに寄った瞬間を見逃さず、渡辺にキックアウトした。フリーでパスを受けた渡辺はリズムよく3ポイントシュートを放ちボールはリングの中央を通過。仙台は最後のポゼッションも守り切り、83-80で嬉しい勝利を手にした。

三遠ネオフェニックスは、勝率で並ぶ広島ドラゴンフライズをホームに迎えて対戦。試合は両チームともに最大リードが6点と集中力の高さが際立つ展開となった。三遠はヤンテ・メイテンが17得点8リバウンド、デイビッド・ヌワバが21得点10リバウンド4ブロック、キャメロン・ジャクソンが13得点6リバウンドと、外国籍トリオが仕事をこなす。勝負を分けたのは、大浦颯太の状況判断と吉井裕鷹の勝負強さだった。大浦は広島のガード陣がファウルトラブルに苦しむスキを突いて、ファウルを巧みに誘い主導権を握らせず、吉井は第4クォーターの4分間で11得点を挙げて、広島の追随を許さなかった。この試合を91-88で勝利した三遠は、12連勝と破竹の勢いを見せている。

東西の首位を走る宇都宮ブレックスと長崎ヴェルカはともに勝利して、地区優勝マジックを順調に減らした。ワイルドカードは、勝利数を31に伸ばしたレバンガ北海道が再び圏内に入り、A東京が圏外に転落。仙台と三遠が28勝19敗でその後ろを追いかける展開となった。ワイルドカード争いは節を消化するごとに混戦状態に拍車をかけている。

【第28節終了時点での順位表】
■4月1日
北海道 88-85 茨城
仙台 83-80 A東京
群馬 84-59 A千葉
千葉J 75-89 三河
川崎 89-69 越谷
横浜BC 71-95 宇都宮
富山 60-89 琉球
三遠 91-88 広島
名古屋D 74-66 秋田
滋賀 77-83 佐賀
京都 83-74 FE名古屋
大阪 71-80 長崎
島根 80-87 SR渋谷

【第28節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:宇都宮(35勝12敗)マジック10
2位:千葉J(32勝15敗)
3位:群馬(31勝16敗)
4位:北海道(31勝16敗)
5位:A東京(30勝17敗)
6位:仙台(28勝19敗)
7位:横浜BC(19勝28敗)
8位:SR渋谷(19勝28敗)
9位:A千葉(16勝31敗)
10位:越谷(16勝31敗)
11位:茨城(14勝33敗)
12位:川崎(13勝34敗)
13位:秋田(8勝39敗)

◆西地区
1位:長崎(38勝9敗)マジック11
2位:名古屋D(36勝11敗)
3位:三河(33勝14敗)
4位:琉球(32勝15敗)
5位:三遠(28勝19敗)
6位:広島(27勝20敗)
7位:佐賀(24勝23敗)
8位:島根(23勝24敗)
9位:大阪(18勝29敗)
10位:滋賀(17勝30敗)
11位:京都(16勝31敗)
12位:FE名古屋(16勝31敗)
13位:富山(11勝36敗)

◆ワイルドカード
1位:三河(33勝14敗)
2位:琉球(32勝15敗)
3位:群馬(31勝16敗)
4位:北海道(31勝16敗)
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5位:A東京(30勝17敗)
6位:仙台(28勝19敗)
7位:三遠(28勝19敗)
8位:広島(27勝20敗)
9位:佐賀(24勝23敗)
10位:島根(23勝24敗)