
段階的に練習を行い、早期での復帰を予定
広島ドラゴンフライズは11月22日、山崎稜が運動誘発性頻脈性心房細動の治療のため手術をしたことを発表した。
埼玉県出身、現在33歳の山崎は183cm80kgのシューティングガード。タコマ・コミュニティ大を経てBリーグ初年度では富山グラウジーズでプレーし、2017-18シーズンから栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)に所属し、2020-21シーズンに群馬クレインサンダーズに移籍。2023-24シーズンより広島へ加入すると、迎えたチャンピオンシップでは平均13.9得点、3ポイントシュート成功率は56.0%を叩き出して優勝に大きく貢献した。今シーズンは18試合に出場して平均2.2得点、0.3アシストを記録している。
運動誘発性頻脈性心房細動は、激しい運動によって心拍が急激に上昇した際、心臓のリズムが一時的に乱れる症状が現れる。山崎は今年の1月ごろから違和感があり、7月のメディカルチェックにて運動誘発性頻脈性心房細動と診断された。当初は服薬をしながらプレーを続ける予定だったが、症状が頻繁に発生するようになり、このタイミングでの手術の判断となった。手術は無事に成功しており、段階的に練習を行って早期での復帰を予定している。