
国内リーグで得点王に輝いた中東屈指のガード
仙台89ERSは7月4日、セルジオ・エル・ダーウィッチとの2025-26シーズンの選手契約が合意したことを発表した。
レバノン出身、現在28歳のダーウィッチは194cm93kgのシューティングガード。アメリカのメイン大を経て、母国で2021年からプレーしている。また、レバノンの現役代表選手でもあり、『FIBA アジアカップ 2025 予選』では平均9.7得点、7.0リバウンドを記録。スコアリングだけに留まらない高い貢献が期待される。そして、2025-26シーズンからアジア特別枠の対象が拡大され、レバノンが追加されたため、ダーウィッチはアジア特別枠としてプレーする。
ダン・タシュニーヘッドコーチはダーウィッチについて「中東で屈指のスコアラーで、最もバランスの取れた能力を持つ選手の一人です。リバウンドやチームメイトを活かすプレーメイクでチームへの貢献が期待され、非常に高いバスケットボールIQを持ち、ディフェンス面でも活躍できる選手です」と期待を寄せている。
ダーウィッチはクラブを通じて以下の通りコメントしている「熟慮の末、レバノンを離れ、仙台89ERSへの加入を決めました。高いレベルで競い合いながら成長と向上を続けていくことは、私のキャリアにおいて正しいステップでした。組織として素晴らしいシーズンを送れるよう、全力を尽くして頑張ります」
■仙台2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年7月4日13時時点)
【継続】荒谷裕秀、渡辺翔太、半澤凌太、新沼康生、ネイサン・ブース
【退団】青木保憲(大阪エヴェッサに移籍)、ディクソンジュニア・タリキ(横浜エクセレンスに移籍)、多嶋朝飛(さいたまブロンコスに移籍)、ヤン ジェミン(茨城ロボッツに移籍)、片岡大晴(アンバサダー就任、海外挑戦予定)
【自由交渉選手リスト公示】星野曹樹、クリスティアーノ・フェリシオ、スタントン・キッド、石橋侑磨
【新規加入】井上宗一郎(越谷アルファーズから移籍)、杉浦佑成(横浜ビー・コルセアーズから移籍)、岡島和真(山形ワイヴァンズから移籍)、船生誠也(サンロッカーズ渋谷から移籍)、ジャレット・カルバー(オセオラ・マジックから移籍)、ブーバカー・トゥーレ(スペイン、 CBブレオガンから移籍)、セルジオ・エル・ダーウィッチ(レバノン、ベイルートクラブから移籍)