BEST4にはSIMON.EXEとTOKYO DIME.EXEが進出

世界最高峰の国際リーグ『3×3.EXE SUPER PREMIER 2025 FINAL』が3月23日に、青森県八戸市のFLAT HACHINOHEで開催され、中国のHANGZHOUが優勝し閉幕した。

3×3.EXE SUPER PREMIERとは、PLAYOFFS2024上位3チームに3×3で活躍する世界のトップチームが9チームゲストとして出場し、計12チームで優勝を競う新たな国際大会となっている。2年目を迎えた本大会は、FIBAが定める最も強度の高い『SUPER LEAGUE』に位置づけられている。

招待チームとして参戦したHANGZHOUは、ROUND.1(ベトナム)、ROUND.2(タイ)でともに決勝まで駒を進めており、ROUND.1こそ優勝を逃したが、ROUND.2では圧倒的な強さを見せ優勝。だが、今大会には急遽参戦することが決定した為『ダークホース』として存在感を放っていた。

SEMI FINALは昨年の優勝チームであるLAUSANNEと対戦し見事K.O勝利。FINALはROUND.1、ROUND.2とどちらも決勝を戦ったALPHAS.EXEと三度目の対戦となり、一進一退の攻防を繰り広げ、ラスト1秒までどちらに勝敗が転ぶかわからない中、最後はモンテネグロ代表のミロス・ヨバノヴィッチが、こぼれたボールをねじ込んでKO勝利し初優勝をつかんだ。HANGZHOUは優勝賞金2万4000ドル(約360万円)と、FIBA 3×3 WORLD TOUR CHENGDU(成都市)の出場権も獲得した。

3×3.EXE PREMIER 2024王者のALPHAS.EXEは2年連続で準優勝を果たし、シードがない中でBEST4入りを果たしたSIMON.EXE、準々決勝で延長戦の末に逆転勝利を掴んだTOKYO DIME.EXEなどが躍動し、日本チームの意地も見せれた大会となった。