ジェイソン・テイタム

写真=Getty Images

『プレーオフ・テイタム』が本領発揮し2連勝

セルティックスのジェイソン・テイタムは、プレーオフ開幕から絶好調を維持している。

ペイサーズとのファーストラウンド第2戦までを終え、テイタムは平均20.5得点、フィールドゴール成功率54.8%、3ポイントシュート成功率66.7%という脅威的なスタッツを記録。第2戦では、37得点6リバウンド7アシストを挙げたカイリー・アービングとともに、第4クォーターだけで10得点をあげるなどオフェンスを牽引し、99-91での勝利に貢献した。

シリーズ2連勝後、プレーオフで好調を維持できている要因について聞かれた本人は「とても興奮しているんだ」と答えた。「バスケットボールのシーズンで最高の時期だし、一番重要な時期でもある。だからアグレッシブにプレーしたいし、自分のベストを発揮したい。どの試合も重要だからね」

アービングがひざの手術でプレーオフを全休した1年前、当時ルーキーだったテイタムは、ポストシーズン中に急成長を遂げた。プロで初のプレーオフで19試合に出場すると、チーム最多となる平均18.5得点を記録。苦戦すると言われたセルティックスをカンファレンス・ファイナルまで導いた。

アービング、そして昨年と同様にレギュラーシーズンから平均5点近く上乗せしている『プレーオフ・テイタム』のタンデムが機能している限り、セルティックスを攻略するのは簡単ではないはずだ。