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ブルズのエースは『口は災いの元』を理解

ブルズとマックス契約を結び、名実ともに球団を代表するエースとなったジミー・バトラーは、コートでのプレー以外でも知的な印象を周囲に与える好青年だ。

そんなバトラーは、無用な争いを好まない。自身がスター選手に成長したからこそだが、現代を代表するレブロン・ジェームズとケビン・デュラントとを比較した場合、「どちらとのマッチアップがより大変か」などという質問をぶつけられることも多いようだ。

『Chicago Tribune』記者のKC・ジョンソンが、同様の質問に対するバトラーの受け答えをTwitterに投稿した。

ジョンソンによれば、バトラーはこう答えた。「もし今、『レブロン』と答えたとしようか。それで、次の試合でデュラントと対戦したら、彼はきっと自分相手に60得点を取りに来る。悪いけど、そういう争いには巻き込まれないよ」

どちらもNBAを代表するスター選手であり、圧倒的な実力と同じぐらいのプライドもある。それだけに、比較されて「劣っている」と言われれば、実際にマッチアップした際に普段の何倍もの闘志を燃やしてくるのは間違いない。

どちらも怒らせないことこそ、レブロンとデュラントを抑え、ブルズを勝たせる最良の方法なのだ。スマートなバトラーは、『口は災いの元』であることをよく分かっている。