グリズリーズ

最終クォーターに逆転を許すも、モラントがクラッチタイムに違いを生む

河村勇輝が所属するグリズリーズが開幕戦でジャズと対戦。2ウェイ契約の河村はロスター入りを果たすも、最後まで出番は訪れずNBAデビューは次回以降に持ち越しとなった。

グリズリーズの先発はジャ・モラント、デズモンド・ベイン、マーカス・スマート、サンティ・アルダマ、ザック・イディーの5人。モラントが第1クォーターから7得点2アシストとエースの力を見せると、アルダマを筆頭に3ポイントシュートが好調なグリズリーズが主導権を握った。7点リードで最終クォーターを迎えたが、センターのイディーが開始約3分で個人6個目のファウルを犯し退場となると、そこから失速してしまう。ジャズのエース、ラウリ・マルカネンに3点プレーとなるコースト・トゥ・コーストを許し同点に追いつかれると、残り6分45秒にはテイラー・ヘンドリックスのフリースローで逆転された。

それでも、ベインとジェイ・ハフの長距離砲で再逆転すると、クロージングラインナップでモラントが違いを生む。高速ドライブから自ら得点し、ディフェンスを引き付けてアルダマのイージーシュートを連続で演出するなど試合を支配。粘るジャズを振り切り、126-124で勝利した。

グリズリーズはアルダマが5本の3ポイントシュートを含むチームハイの27得点を記録。モラントは22得点10アシストのダブル・ダブルを達成し、ハフが13得点2ブロックとイディーの穴を埋めた。一方のジャズはマルカネンがゲームハイの35得点を挙げ、ジョーダン・クラークソンが17得点7アシストとチームを引っ張ったがあと一歩及ばなかった。