山田桜来が大会史上初の2度の10アシスト達成

7月18日(現地時間7月17日)、メキシコで開催されている『FIBA U17 女子バスケットボールワールドカップ2024』の決勝トーナメント1回戦が行われた。女子日本代表(FIBAランキング9位)は昨年のアフリカ予選チャンピオンのマリ代表(同13位)に100-60で快勝。3大会連続となるベスト8進出を果たした。

日本は前半から14本のアシストを成功させ44-33とリードするも、後半開始早々、マリの連続得点で6点差まで追い上げられる。しかし、第3クォーター中盤から攻守ともに良い流れが生まれ、リードを20点差に広げると、最終第4クォーターも攻守でマリを圧倒し40点差で快勝した。

勝利した日本代表は、後藤音羽(浜松開誠館高)が9本中4本の3ポイントシュートを決めチーム最多の20得点。清藤優衣(精華女子高)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高)、庵原有紗(日本航空高北海道)も2桁得点を挙げ、ロスター12名全員が得点を記録した。また、アルゼンチン戦に引き続き10アシストを記録した山田桜来(桜花学園高)は、大会史上初となる2試合10アシストを達成した。

19日に行われる準々決勝の相手は、過去6大会中5度の優勝を誇るアメリカ代表(同1位)。前回大会の8位を上回る成績を挙げるため、日本代表がディフェンディングチャンピオン相手にどのような戦いを見せるか、注目したい。

■試合日程
【準々決勝/順位決定戦】7/19(金) ※6:30〜 日本vsアメリカ
【準決勝/順位決定戦】7/20(土)
【順位決定戦】7/21(日)
【決勝/3位決定戦】7/22(月)