京都精華下級生

堀内桜花、八木悠香、ディマロ・ジェシカの「ビッグスリー」に注目が集まる京都精華学園高校だが、2年生も成長著しい。桃井優、林咲良、橋本芽依は3年生をサポートしてインターハイ、U18トップリーグ優勝に貢献してきた。連覇が懸かるウインターカップでは、3年生を笑顔で見送るためにチームの先頭に立って活躍する覚悟だ。

高校入部組の桃井「林と橋本が気にかけてくれた」

ーー林選手から自己紹介をお願いします。

 京都精華学園中出身、背番号は14です。3ポイントシュートとスピードのあるドライブが得意です。交代出場から流れを変えることを求められています。好きな教科は体育です。

ーー橋本選手と桃井選手に林選手を紹介してもらいます。

橋本 面白いことをしてみんなをよく笑わせてくれます。

桃井 1年の時は試合中の仕事を結構さぼりがちで、押しつけられることが多いので怒りました(笑)。

ーー続いて橋本選手。

橋本 京都精華学園中出身で、得意な教科は日本史です。得意なプレーは3ポイントシュートですが、スリーは日によって波があるので、安定して入るように練習しています。

ーー桃井選手と林選手、橋本選手の紹介を。

桃井 かわいい。頭が良い。スタイルが良い。そして、かわいいです。

 めっちゃ仲良い同級生がいて、たまに喧嘩するんですよ。そのときはすんごい怖くて、2年生の空気がマジでどん底になります(笑)。でも、次の日になったら自然と仲直りしています。

ーー桃井選手も自己紹介を。

桃井 京都市立西ノ京出身、背番号は17です。主にディフェンスを頑張っています。好きな食べ物はハンバーグです。好きな教科は英語です。

 ものすごく食べます。みんなが食べられなかった分も食べてくれます。

橋本 優は不思議ちゃんなので、いつも反応に困ります(笑)。

ーー桃井選手は京都精華学園中でない中学から入学されました。どのように溶け込んでいきましたか。

桃井 中学の府予選で京都精華学園中と準決勝や決勝で当たることが多くて、いつもボコボコにされました。高校の練習に参加させてもらったときは「入りにくいかな」と思ったんですけど、しゃべったことがあった林と橋本が気にかけてくれたし、みんな仲良くしてくれたので不安はなかったです。

京都精華下級生

「3年生に迷惑をかけないようみんなで頑張ろう」

ーーこの1年をどのように過ごしましたか。

 6月の近畿大会は自分のせいで大阪薫英女学院さんに負けて、気持ちが下がってしまいましたが、先輩方が練習で励ましてくれたり、助言したりしてくれてインターハイは気持ちを切り替えられました。ウインターは何が起こるかわからないので、しっかり戦っていきたいです。

ーー2年生の立ち位置について話し合うことはありますか。

橋本 3年生は1年時から活躍してきて、チームの中心です。一緒にプレーして「すごいな」と思うことが多い。緊張もするし「迷惑をかけないようにみんなで頑張ろう」と意識して、サポートできるようにやってきました。

ーー今年はインターハイ、国体(選抜チーム)、トップリーグで優勝しています。その要因は何だったのでしょうか。

 日頃から感謝の気持ちを忘れずに、校長先生(山本綱義コーチ)の指示を徹底して、ディフェンス、ルーズボール、リバウンドをしっかりして、おごらないことを常に意識しているからだと思います。

ーー山本コーチはどんな方ですか。

橋本 どんなに忙しくても、練習に毎日足を運んで練習を見てくださる。全国大会のメダルは普通はメンバー分しかないんですけど、メンバーに入ってなかった部員にもメダルを用意してくださいました。常に私たちのことを考えてくださるので、とても感謝し、尊敬しています。

桃井 体力がないからランメニューを減らしてほしいです(笑)。

林 時々ボケてくださるときがあるんですけど、拾えないときがある。面白いけど、拾いにくいなって思います(笑)。

京都精華

「少しでも3年生の背中を支えられるように、できることを考える」

ーー今年のスタイル、強みは。

 強みは堀内さん、八木さん、ジェシカさんの3年生3人を中心としたハイローのプレーです。八木さんからジェシカさんへのハイローのパスは、もう誰にも守れないくらいすごいです。

橋本 堀内さんのドライブからジェシカさんにうまくパスをさばくプレーも。中と外のバランスの良さが一番だと思います。

桃井 校長先生が徹底しているディフェンス、ルーズボール、リバウンドからオフェンスの流れを作れたことと、中と外でシュートが入るところがインターハイ優勝に繋がったかなと思います。

ーー負けたくないと思う人やあこがれている人は。

橋本 卒業生で筑波大3年の荻田美(みゆ)先輩にあこがれます。スリーがとてもきれいで、打つためにどういう動きをしているか、勉強させてもらっています。中学の頃からすごいなと思って見ていました。

 一昨年のキャプテンの瀬川心暖(こはる・現武庫川女子大2年)さんです。要所で3ポイントを決めてつつ、落ち込んでいる人に声をかけたり、周りに気を配れるところに中学の頃からあこがれていて。大学の試合も見ています。時々練習に来てくださるのがうれしいです。

桃井 マッチアップした人はみんな頑張って止めたいです。だいたいポイントゲッターにつくように指示されることが多いので、できるだけその人のシュートを抑えられるように頑張ります。

ーー過去の大会を踏まえてウインターカップへの意気込みを。

 3年生が中学3年だった時に、ジュニアウインターカップの決勝で延長で負けてしまって、悔しい思いをしました。今年は3年生を勝たせられるようにチームに貢献したい。2年生と1年生が引っ張っていきます。

橋本 中学3年の時に、当時の先輩たちが初めてウインターの決勝に勝ち進んで、私たちも現地で応援しました。準優勝に終わった後の表彰式も見ていました。出ているわけじゃないけど、悔しくて。私たちもその年のジュニアウインターを準優勝で終わったんですが、去年のウインターカップで優勝を経験して、準優勝と優勝の差がすごいと実感しました。その差を知っているからこそ私たちは優勝への思いが強い。3年生をもう一度優勝させられるように、少しでも背中を支えられるように、できることを考えます。

桃井 集大成だと思うので、チーム全員で戦います。試合に出たらディフェンスを徹底して、みんなのオフェンスがやりやすくなるように貢献します。

ーー全国のファンにメッセージを。

 3年生のあやさん(内藤絢華)の応援がとてもすごいので見てほしいです。その近くでコートに飛び出しそうになっている川地汐夏さんを止めている自分も見てください!

桃井 チーム一丸で頑張ります。

橋本 校長先生の下、精華らしいバスケットをできるように頑張るので応援よろしくお願いします。