横浜BCvs広島ドラゴンフライズ戦よりベンチエントリーが可能
横浜ビー・コルセアーズは10月27日、横浜BCのユースチーム出身(U15に在籍)で練習生としてトップチームの練習に参加していた田中力を、2023-24シーズンの特別指定選手として登録したことを発表した。また、10月28日の横浜国際プールで開催される、横浜BCvs広島ドラゴンフライズ戦よりベンチエントリーが可能になるという。
神奈川県出身、現在21歳の田中は186cm88kgのポイントガード。横須賀市立坂本中学3年次には『ジュニアオールスター(都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会)』神奈川代表のエースとしてチームを優勝に導き、同年次に史上最年少の15歳5カ月で日本代表候補に選出されるなど、早くから将来を嘱望される存在だった。中学卒業後はアメリカ・フロリダ州のIMGアカデミーに進学し、2022年8月からはNAIA(全米大学運動選手協会)のベテル大でプレーしていた。
田中はクラブを通して以下のコメントをしている。「初めに、入団するにあたり、これまで支えてくれた家族に感謝します。横浜BCのユースチームで学んだ事をアメリカでいかす事ができ、今度はアメリカで得たスキルや経験をこのチームで発揮できるよう頑張ります」
竹田謙GMは「持ち前の体の強さと攻守での1対1の能力はBリーグでも既に通用するものだと感じています。彼のホームとも言えるこのクラブでさらに大きく成長してくれることを強く期待しています」と田中の加入に期待を寄せ、アカデミーの白澤卓ディレクターも「まさに夢のような瞬間を迎えました。若い横浜BCの最年少として『FLY THE FLAG』のために、新たな風を送り込んでくれることを期待しています」とコメント。なお、ユースチーム出身選手のトップチーム入りはキング開、ジェイコブス晶、平岡勇人に続き4人目となった。