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成績不振を理由に指揮官交代の可能性も
連敗が続いて西カンファレンス14位に転落したグリズリーズが、ついに長年チームを支えてきたベテランのマイク・コンリーとマルク・ガソルのトレードを検討し始めたようだ。
『ESPN』によれば、グリズリーズは両選手の内の1人、もしくは2人を、2月7日のトレードデッドラインまでに放出する準備を始めたという。もちろん、コンリーとガソル放出に見合う見返りを得られなければ、2人を残すという判断を下すかもしれない。だが球団は、新人ジャレン・ジャクソンJr.を中心とするロスター再編成の方針を固めたという情報もある。
昨年のドラフト全体4位でグリズリーズから指名されたジャクソンJr.は、今シーズン47試合(先発45試合)に出場し、平均13.5得点、4.7リバウンド、1.1アシスト、フィールドゴール成功率51.6%、3ポイントシュート成功率33.6%、フリースロー成功率76.7%を記録。グリズリーズが、その将来性を高く評価しているのも頷ける選手だ。
もしグリズリーズがシーズン中にロスター刷新を行うのであれば、成績不振を理由に指揮官JB・ビッカースタッフの交代もあり得るだろう。そうなれば、2ウェイ契約選手である渡邊雄太の出場機会にも影響が出るかもしれない。
シーズン序盤はカンファレンス上位に浮上するサプライズもあったが、この分だと2シーズン連続してプレーオフを逃す可能性が高い。グリズリーズは今、大きな分岐点に差しかかろうとしている。