主戦場をB2に移すB1経験者はスタッツを量産!?

Bリーグ2023-24シーズンが開幕。『B.LEAGUE#LIVE2023』ではB1・B2全試合の中から注目試合をピックアップし、その試合を対象としたイベント大会を開催。対象試合が少ないため分析はしやすい一方で、参加者同士の競争率が高まる大会と言える。

イベント大会に参加し、この記事を賞金ゲットに役立ててほしい。
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・イベント大会ピックアップ試合
宇都宮ブレックスvs群馬クレインサンダーズ
アルティーリ千葉vsバンビシャス奈良

宇都宮ブレックス

遠藤祐亮(PG/SG・価格11万円)
リーグを代表する『3&D』であり、昨シーズンは3ポイントシュートを平均5.7本試投し38.3%と高確率で成功させている。キャリアを通じて40%前後の成功率を誇るため、今シーズンも期待だ。特にD.J・ニュービルが加入したことで、遠藤がアウトサイドでパスを待ち構え、精度の高い3ポイントシュートを決めるシーンが増えることが想像できる。

ギャビン・エドワーズ(PF・価格17万円)
昨シーズンはケガや起用法の関係もあり、平均9.0得点、5.7リバウンド、1.9アシスト、1.2スティール、0.8ブロックと全体的にスタッツを落としていたが、宇都宮では再び役割が変わりスタッツが伸びることが予想される。ベテランになってきたが、チームの中心であることは間違いないため、この獲得価格はお得と言える。

群馬クレインサンダーズ

辻直人(SG・価格11万円)
昨シーズンは平均9.0得点、2.6アシストを記録し、3ポイントシュートは平均6.0本の試投数で38.9%と高確率で成功させている。20得点以上を挙げる力のある日本人選手は多くないため、爆発を期待して獲得してもいいだろう。特に移籍して注目を集める開幕節で、高校の1つ後輩である比江島慎とのマッチアップに燃えないわけがない。

ベン・ベンティル(PF・価格10万円)
天皇杯ではトラブルがあった3試合目を除くと、2試合ともチームハイの得点を叩き出した。新加入ながら既にオフェンスの中心を担い、レギュラーシーズンでも同じように力を発揮するだろう。昨シーズンのスタッツがないため、最低獲得価格となっているが、シーズンが進むとこの安価で獲得することは不可能になるはずだ。

アルティーリ千葉

前田怜緒(SG/SF・価格11万円)
昨シーズンまではB1の信州ブレイブウォリアーズの中心選手だったが、今シーズンからB2での挑戦が始まる。プレーメーカーとしてオフェンスの起点となり、得点とアシストともにスタッツを量産してくるだろう。実際、天皇杯ではチームの日本人最多となる10得点を記録。ウイングの層が厚いA千葉で出場時間が安定するかがポイントとなりそうだ。

熊谷尚也(SF・価格10万円)
川崎ブレイブサンダースではロールプレーヤーとして活躍の機会が限られていたが、A千葉ではその万能的な能力が遺憾なく発揮されるに違いない。出場時間によっては平均2桁得点も十分に期待でき、前田同様にB2へ主戦場を移したことでスタッツが伸びる可能性が十分にある。

バンビシャス奈良

笠井康平(PG・価格10万円)
B1の宇都宮ブレックスから移籍し、3シーズンぶりにB2でのシーズンを迎える。天皇杯の仙台89ERS戦では9アシストを記録し、早くもチームでフィットしている様子がうかがえる。特に今節は同ポジションの柳川幹也の欠場が見込まれているため、笠井の出場時間は増えそうだ。プレータイムに比例して、スタッツも伸びることが予想される。

シャキール・ハインズ(SF/PF・価格10万円)
2021-22シーズンは西宮ストークス(現神戸ストークス)で平均15.4得点、5.8リバウンド、1.4アシスト、0.8スティール、0.5ブロックを記録。1シーズンぶりのBリーグ復帰となるが、奈良でも25分前後の出場時間を得て、同等以上の活躍が見込まれる。特に対戦相手のA千葉はウイングタイプの外国籍選手がいないため、ハインズでアドバンテージを取りたい。