今シーズンは司令塔としてチームの躍進に貢献

秋田ノーザンハピネッツが6月2日、信州ブレイブウォリアーズの熊谷航を獲得したことを発表した。

熊谷は173cm70kgのポイントガード。大東文化大4年次在学中の2018年12月にシーホース三河に特別指定選手として加入し、2019-20シーズンには新人賞ベスト5を受賞。2021-22シーズンに移籍した信州ではメインのポイントガードとしてプレー。今シーズンは54試合に出場し、平均27.6分、10.9得点、3.3リバウンド、3.9アシストというスタッツを残し、中地区3位という成績に大きく貢献。5月31日には、アジア競技大会男子日本代表候補選手に選出されたことが発表されたばかりだった。

熊谷はクラブを通して以下のコメントを発表している。「秋田ノーザンハピネッツファンの皆さん初めまして。信州ブレイブウォリアーズから移籍することとなりました熊谷航です。初の東北、プロキャリアでまだ秋田で試合をした事がないのでとても楽しみにしています。自分の持ち味を発揮して一日でも早くチームに貢献できるよう頑張りたいと思います。素晴らしいファンの皆さんに会える日を楽しみにしています、応援よろしくお願いいたします。一緒に戦ってください」

またクラブはリリースでこのようにコメントしている。「熊谷選手はここ数年でリーグの中でも力のあるポイントガードに成長し、信州を引っ張ってきたスピードスターです。学生時代から世代の日本代表に入り、2021年からトップチームの代表候補に選出され、この度の2023年度代表候補にも選ばれております。この2シーズンは平均得点10点以上を記録し、得点の取れるポイントガードとして、攻守共にアグレッシブなプレースタイルが特徴です。また、学生時代はスピードを活かしたオフェンスが得意でしたが、ここ数シーズンはハーフコートバスケットにも磨きがかかっております。熊谷選手のタフなハートと異次元のスピードは速い展開の秋田のスタイルに完全にマッチし、来シーズン再度チャンピオンシップ進出を目指す秋田のチーム力を大きく引き上げてくれるでしょう」