千葉ジェッツ
東地区3位 19勝8敗(直近6試合の成績:○○○○●○)
川崎ブレイブサンダース
中地区1位 23勝4敗(直近6試合の成績:○○○○○●)
見応え十分、リーグ最強の『矛』と『盾』のマッチアップ
ともに長い連勝が前節にストップした千葉と川崎だが、それでもなお現在のBリーグで最も調子の良い2チームと言える。注目は川崎のニック・ファジーカスと千葉のヒルトン・アームストロングのマッチアップ。ファジーカスは平均得点28.4を誇るBリーグ最強の点取り屋。そしてアームストロングは高さと強さだけでなく、リーチを生かした駆け引きで柔軟な守備ができる選手。当然、アームストロングが攻めてファジーカスが守る状況での1on1も楽しみだ。川崎と千葉がチームとしていかに自分たちの『武器』を生かすかも見どころ。
12月30日(金)13時00分試合開始@船橋アリーナ
12月31日(土)13時00分試合開始@船橋アリーナ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
西地区2位 17勝10敗(直近6試合の成績:●○○○○○)
栃木ブレックス
東地区1位 20勝5敗(直近6試合の成績:○○○●○○)
名古屋Dにとってはチームの完成度が問われる連戦
ここまで20勝5敗と勝率8割の栃木が優位に見えるが、交流戦開始後は栃木の6勝2敗に対し名古屋Dは7勝1敗と上回る。開幕当初は中東泰斗を始めとする若手の勢いで勝ってきた名古屋Dだが、ここに来て石崎巧や鵜澤潤といったベテランが目立ち、チームとしての完成度が上がってきた。ただ、このところの連勝は比較的くみしやすいチームを相手に記録したもの。西地区で首位を走る三河を捕まえるには、栃木のような強豪からも勝ち星を挙げていく必要がある。11勝3敗と得意のホームゲームで栃木を倒せるか、チームとしての積み上げが問われる年内ラストマッチとなる。
12月30日(金)14時00分試合開始@愛知県体育館
12月31日(土)14時00分試合開始@愛知県体育館
レバンガ北海道
東地区5位 7勝20敗(直近5試合の成績: ○●●●○●)
琉球ゴールデンキングス
西地区5位 11勝16敗(直近6試合の成績:●●●●○●)
琉球にアウェーの洗礼、まずは『寒さ』へのアジャスト
12月の平均気温が18.7℃、今も半袖で過ごせる沖縄から、平均気温-0.9℃の北海道へ。しかも札幌は大雪で、琉球はまず寒さとの戦いを強いられる。登録13選手のうち6人が沖縄出身の琉球だけに、寒さへのアジャストは冗談ではなく重要だ。北海道で唯一の沖縄出身選手、松島良豪のプレーにも注目したい。また、30日の試合は折茂武彦の『9000得点メモリアルデー』としてセレモニーが実施される。46歳の折茂と20歳の津山尚大の『26歳差マッチアップ』も楽しみだ。
12月30日(金)19時00分試合開始@北海きたえーる
12月31日(土)15時00分試合開始@北海きたえーる