Bリーグ

富山を1ゲーム差で追う新潟、降格圏からの脱出にはともに連勝が必要に

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レバンガ北海道(13勝34敗/東8位)vs仙台89ERS(17勝30敗/東6位)
前節、新潟アルビレックスBBに連敗し降格圏から4ゲーム差となった北海道。2試合ともに武器である3ポイントシュートを40%前後の高確率で成功させたが、それを上回る確率で新潟に決められてしまったため、ディフェンスの修正が急務となる。スローペースのディフェンシブチームである仙台は、北海道とは対照的なスタイルのため、いかにペースに飲み込まれないかがポイントになるだろう。速い展開を作るためにもガード陣のボールプッシュに注目したい。

前節の仙台はファイティングイーグルス名古屋と接戦となり、勝負どころで力を示して連勝した。惜敗したものの千葉ジェッツ戦からの良い流れを継続している。ただし、オフェンスリバウンドを獲られたり、フリースローを多く与えてしまったため、インサイドのディフェンス意識を高めて臨みたいところだ。仙台はターンオーバーからの失点割合が高いため、北海道が得意とするファストブレイクには注意したい。小林遥太や青木保憲のゲームコントロール力が試される。

茨城ロボッツ(16勝31敗/東7位)vs秋田ノーザンハピネッツ(23勝24敗/東5位)
前節の茨城は信州ブレイブウォリアーズと星を分けたが、勝利した第2戦では攻守に渡り戦術がハマり快勝した。特に3ポイントシュートは66.7%の成功率を誇り、今節も自分たちのタイミングでしっかり打っていきたい。秋田は前線からハードにディフェンスしてくるため、不用意なターンオーバーには気をつけたい。全員でディフェンスリバウンドを獲得し、良い形でオフェンスを始められるかもポイントとなりそうだ。

前節の秋田は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連敗と、ここにきて少し足踏み状態が続いている。両日とも約3本に1本のシュートをオフェンスリバウンドとして回収され、セカンドチャンスに繋げられてしまったため、リバウンドの意識は高めたいところだ。直近は最終クォーターの得点の伸び悩みが勝敗に直結しているため、40分間を通じてパフォーマンスが保てるかにも注目。茨城もトランジションゲームを好むため、走り合いになっても負けないようにセカンドユニットの奮闘も必要となる。

千葉ジェッツ(41勝6敗/東1位)vs群馬クレインサンダーズ(24勝23敗/東4位)
前節は琉球ゴールデンキングスと大熱戦となり、1勝1敗だった千葉J。万全でないチーム状況に加え、第2戦で富樫勇樹と佐藤卓磨にもアクシデントがあったため心配される。それでも小川麻斗や米山ジャバ偉生の若い2人が出場時間を得て、好パフォーマンスを発揮しているのはチームにとって明るい材料だろう。今シーズン6敗目を喫したものの、強豪の琉球を相手にしても生命線であるディフェンスと3ポイントシュートは機能し、誰が出てきても強い千葉Jは健在だ。

前節はリーグ2位の島根スサノオマジックに連敗したものの、競争力があることは証明した群馬。今節も上位チームの千葉Jとの対戦ではあるが、結果に結びつけたいところだ。強固なディフェンスを誇る千葉J相手には得点が滞る時間帯も出てくるかもしれないが、いかに我慢して戦い続けられるかがポイントとなる。前節に見せたように、リードを許しながらもカムバックする粘り強さを今節も発揮したい。ここのところ好調なトレイ・ジョーンズが古巣を相手に爆発することを期待したい。

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アルバルク東京(35勝12敗/東2位)vs宇都宮ブレックス(24勝23敗/西3位)
前節はシーホース三河に連敗し、今シーズン初の3連敗を喫したA東京。ライアン・ロシターの欠場が続いていることも響き、バランスが保てていない印象だ。ザック・バランスキーが両日2桁得点を記録するなどオフェンス面でポジティブな要素もあるが、やはりディフェンスでの奮起は必須となる。仮にロシターが欠場となるのであれば、吉井裕鷹や平岩玄のインサイドディフェンスが勝敗を左右するだろう。順位を上げてきた宇都宮を相手に、ホームを死守できるか。

直近5試合で3勝2敗と勝ち星が先行しているものの、勝てそうな試合を落とし波に乗り切れていない宇都宮。今シーズン好調だった3ポイントシュート成功率が、中断期間明け以降は23.3%と上がってこない。ジョシュ・スコットの欠場が続くかは不透明だが、A東京を乗せないためにもディフェンスリバウンドを確保したい。エースの比江島慎は得点とアシストを伸ばしているが、比江島以外の選手も起点を作り、ディフェンスの的を絞らせないオフェンスを構築できるかがカギとなる。

横浜ビー・コルセアーズ(29勝18敗/中2位)vsサンロッカーズ渋谷(22勝25敗/中3位)
地区優勝のためにも川崎を追い抜きたい横浜BCだが、前節は滋賀と痛み分けの結果に。第1戦は持ち前のチームディフェンスが機能せず苦しんだが、第2戦ではしっかりカムバックしチーム力の高さを見せた。今節のSR渋谷も滋賀同様にトランジションを好むため、前節の第1戦のような展開にならないように注意したい。SR渋谷はペイント内の失点割合が高いため、リーグ1のペイント得点割合を誇る横浜BCからすると相性が良いだろう。リバウンドを支配できれば優位に進められるため、外国籍選手にかかる期待は大きい。

前節の宇都宮との第1戦は最終クォーターに得点が止まり敗れたが、第2戦はバウンスバックし接戦をモノにしたSR渋谷。しかし今節はジェームズ・マイケル・マカドゥが出場停止なため、さらにチーム力が試される。特に横浜BCはリバウンド力のあるチームのため、今シーズンに苦しんでいるリバウンドで奮起できるかが鍵となりそうだ。直近はディフェンス力も戻ってきているが、横浜BCが得意とするファストブレイクを出させないためにも、ボールの失い方には注意したいところだ。

富山グラウジーズ(9勝38敗/中7位)vs新潟アルビレックスBB(8勝39敗/中8位)
現状、降格圏内にいる2チームの直接対決。前節の富山は第2戦で三遠ネオフェニックスに快勝した。マイルズ・ヘソンとノヴァー・ガドソンでアドバンテージを取りつつ、要所でジョシュア・スミスをうまく使うスタイルが浸透しつつあり、今節もその勝ちパターンに持ち込めるか注目だ。オフェンスはある程度計算が立つため、鍵となるのはやはりディフェンス。新潟が得点源にしたい3ポイントシュートの成功率をいかに落とさせるか、そのディフェンスの成否が勝敗を分ける。

前節は北海道を相手に大きくへこむクォーターを作らず、一貫性のあるプレーで今シーズン初の連勝を飾った新潟。警戒される中、コフィ・コーバーンがディフェンスを引きつけて他の選手がしっかり得点を重ねた。特に最近になってコンスタントに得点しているモサクオルワダミロラ雄太ジョセフがチームを助けている。前節好調だった3ポイントシュートをいかに高確率で決められるかが鍵となり、富山の外国籍選手を乗せないためにもファストブレイクやオフェンスリバウンドを最後まで防ぎたい。