「若い自分たちがチームに力を与えないといけない」
名門再建に向けて一進一退を続けるニックスに、また一人頼もしい若武者が現れた。
12月9日のホーネッツ戦で、新人のケビン・ノックスがキャリアハイに並ぶ26得点、そして自己最多15リバウンドを記録した。20歳未満で1試合25得点15リバウンド以上は、2003年のレブロン・ジェームズに次いでNBA史上2人目の快挙だ。
試合には107-119で敗れたが、ノックスは「コートでは全力を尽くしたかった」と、試合後にコメント。ベンチからキャリアハイのスタッツを残したノックスは、若い自分たちがチームに力を与えないといけないとも話した。
「自分たち若手はハードにプレーする。全力で競い合って、チームにエネルギーを与えたい。もし先発が苦しんでいたら、僕たちが力強いプレーをしないといけない。そうやって、少しでもチームに力を与えたい」
昨シーズン左ひざ前十字靭帯を断裂する重傷を負ったクリスタプス・ポルジンギスの復帰は、今シーズン後半戦になると見られているため、今はノックスや2年目のフランク・ニリキナらに経験を積ませる方を重視すべきだろう。
今シーズン終了後に制限付きフリーエージェントになるポルジンギスとの契約問題こそあるものの、復帰後に問題なくプレーできれば、ニックスが彼を手放すとは考えにくい。ニリキナ、ノックスが順調に成長し、ポルジンギスが完全復活を果たせれば、強いニックスの復活も現実味を帯びてくる。
Kevin Knox goes for 26 PTS, 15 REB for the @nyknicks at MSG. #NBARooks #NewYorkForever
The rookie becomes the 2nd player in #NBA history to compile at least 25 PTS and 15 REB in a game before his 20th birthday (LeBron James, 2003). pic.twitter.com/103m2f7XsP
— NBA (@NBA) 2018年12月10日