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新たな労使協定締結が基本合意、マックス契約引き上げへ
NBAとNBA選手会は、12月14日に新たな労使協定締結に向けた基本合意に達した。まだ各チームのオーナー、選手会の承認を取るという条件付きではあるが、2011年のようにロックアウトに発展する可能性はほぼなくなった。
まだ詳細は分かっていないが、新たな労使協定ではマックス契約に関する条項が変わったと『Real GM』が伝えている。同サイトによれば、今後はフリーエージェント選手が、それまでに所属していたチームと再契約を結ぶ場合、最大でサラリーキャップの35%にあたる金額までの年俸が認められるとのこと。
これが事実であれば、来年フリーエージェントになるウォリアーズのステファン・カリーは最大で5年2億700万ドル(約244億円)の超大型契約を手にすることが可能になる。
現時点では、カリー本人はウォリアーズとの再契約を希望し、ウォリアーズもカリーとの契約を最優先事項と考えている。ウォリアーズは最大限の好条件を提示するはずで、この限度額かそれに近い契約が結ばれるはずだ。
『Real GM』によれば、最高条件での契約を得るには満たさなければいけない基準があるようだが、ウォリアーズ一筋で、直近2年続けてシーズンMVPを受賞しているカリーなら、制度で定められている満額の契約を手にできるかもしれない。
万が一、カリーが他チームへの移籍を決断すれば、最大でも4年契約で、年俸は1億3500万ドル(約159億円4200万円)程度になると見られている。
2年連続でシーズンMVPを受賞したカリーであればマックス契約を手にする可能性も高そうだ。