レブロンの6年連続キャプテンが濃厚、もう1つはアデトクンボとデュラントの争いに
現地2月19日に開催されるNBAオールスターゲームのチーム分け方法が明らかになった。ティップオフ30分前に両チームのキャプテンがコート上でドラフト指名するストリートのピック・アップ・ゲームと同様の方式となる。
オールスターゲームは長年東カンファレンスと西カンファレンスの対抗戦で行われていたが、2018年からは両カンファレンスで最多得票を獲得した選手がキャプテンに就任し、ドラフト形式でメンバーを選ぶ形へとと変更された。これまではオールスター当日の約1週間前にそれぞれのスターター枠(ファン投票50%、選手とメディア関係者の投票がそれぞれ25%の配分で決定)と、コーチ投票で選ばれたリザーブ枠から選手を選択するドラフト番組が放送されていた。それが今年は試合直前まで、どんなチームになるのか分からない面白さが加わった。
最終発表前、最後の途中結果では、西カンファレンスはレブロン・ジェームズ、東カンファレンスはヤニス・アデトクンボがそれぞれ1位となった。キャプテンとスターターは現地26日に発表されるが、このままレブロンが1位の座をキープした場合は6年連続6回目のキャプテンとなる。途中結果だとレブロンは650万6682票で2位のスティン・カリー(515万1822票)に大差をつけている。
一方、アデトクンボが首位をキープした場合は、2020年以来通算3回目のキャプテンとなるが、アデトクンボの590万196票に対し、2位のケビン・デュラントも583万8182票と肉薄している。現在、負傷で欠場しているデュラントがオールスターゲームに出場できるかは微妙なところだが、もし逆転で1位になった場合は3年連続のキャプテンだ。ちなみにレブロンがキャプテンを務めたチームは、これまで5戦全勝と新しい方式になってから負けなしとなっており、無敗記録を継続できるかはオールスターの見所の一つとなる。
一番に誰が名前を呼ばれるのかなど、ファンにとってはワクワク感がある新しい試みだが、一方で最後まで名前を呼ばれなかった選手には酷である。この新方式がどんな反響を巻き起こすのか楽しみだ。