指揮官からの課題『3ポイントシュート』に真摯に向き合うバスケ日本代表のテーブス海「積極的にどんどん打っていく」

指揮官からの課題『3ポイントシュート』に真摯に向き合うバスケ日本代表のテーブス海「積極的にどんどん打っていく」

2022/11/09 12:23
テーブス海

昨シーズンから平均得点を約8点増やし「代表でも積極的に点を取りに行きたい」

バスケ男子日本代表は、ワールドカップ予選Window5で11月11日(日本時間25時5分)にバーレーンと、11月14日(日本時間23時)にカザフスタンとアウェーで対戦する。

日本代表のロスター争いは常に熾烈だ。中でもポイントガードは富樫勇樹、河村勇輝の2人は定着しつつあるが、3人目は試合ごとに招集される選手が異なっている。指揮官のトム・ホーバスはもともと多くの選手を合宿に呼びチャンスを与えて、チームにあったバスケができる選手をロスターに入れている。ホーバス体制になって以降、藤井祐眞や岸本隆一といったベテラン選手やテーブス海、齋藤拓実、寺嶋良といった若手など、多くのポイントガードが招集されてきた。

今回のWindow5に向けては、富樫、河村、テーブスの3人のポイントガードが呼ばれ、追加招集で普段は1番ポジションのベンドラメ礼生が2番として呼ばれている。テーブスはWindow5に向けて「僕個人としては前回の沖縄遠征とかに帯同していなくてWindow3以来の代表です。今までやってきたディフェンスからのファストブレイク、3ポイントシュート、そして自分たちのやりたいバスケットをして2連勝して帰ってきたいです」と意気込みを語った。

同じポイントガードといっても、それぞれ強みは異なる。富樫は得点力とゲームコントロール力、河村は試合の流れを変えるようなスピードやアシスト力、そしてテーブスには2人にない188cm(富樫が167cm、河村が172cm)というサイズがあり、特に国際大会においては大きな武器になってくる。

テーブスは「このチームだと僕はサイズがあるポイントガードなので、ディフェンスもオフェンスもチームにはないサイズを使っていきたいです」と語り、こう続けた。「前回の合宿終わりに『もうちょっと3ポイントシュートの精度を上げてほしい』と言われて帰りました。そこから今シーズンはちょっとずつ上がってきている感じもするので、積極的にどんどん打っていこうと思います」

この夏、テーブスはプロキャリアをスタートさせた宇都宮ブレックスを離れ、滋賀レイクスへ移籍した。ここまで9試合すべてで先発し、平均13.7得点(昨シーズンは5.8得点)、4.9リバウンド(1.9)、6.2アシスト(3.0)と主要スタッツすべてで倍以上の数字を残している。もちろん、昨シーズンとはチームでの役割が違うこともあるが、ホーバスから指摘された3ポイントシュートも、成功率40.7%(昨シーズンは32.0%)と数字を伸ばしている。特にシュートアテンプト数では、昨シーズンは48試合に出場して103本試投となったが、今シーズンはまだ9試合ながら54本試投と、大きな変化が表れている。

このようなリーグ戦での変化を、代表チームでも生かしたいとテーブスは言う。「宇都宮では得点よりゲームをコントロールすることがポイントガードの役割でした。ただ、滋賀ではもちろんゲームコントロールも大事なんですけど、チームのために点を取らないといけない試合が続きました。そういう経験ができたので、今回代表でも積極的に点を取りに行きたいです。ゲームをコントロールしないといけない時には、もちろんコントロールしたいですが、そういう得点面も出していけたらいいなと思います」

今回は比江島慎と西田優大がコンディション不良につき代表チームから離脱したため、スコアラー不足となっている。テーブスにはリーグ戦のようなパフォーマンスをこの代表チームでも発揮してチームの勝利に貢献するとともに、個人としても代表定着に向けてアピールしたいところだ。

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