ドートに次ぐドラフト外選手との大型契約を締結
サンダーが、スイングマンのケンリッチ・ウィリアムズと4年2720万ドル(約37億5700万円)での契約延長に合意したと『ESPN』が報じている。現在27歳のウィリアムズは新シーズンが現在の契約最終年で年俸200万ドル(約2億7600万円)となっており、今回の延長で大幅な昇給となる。
テキサスクリスチャン大出身のウィリアムズはドラフト外でNBA入りし、2018-19シーズンから2シーズンに渡ってペリカンズに在籍した。直近2シーズンはサンダーでプレーし、昨シーズンは49試合の出場に留まったが、平均7.4得点、4.5リバウンド、2.2アシストを記録。198cmの彼は複数のポジションを守ることができ、様々な起用法に対応できるオールラウンダーとしてローテーションの一員を務めている。
今回の契約は、サンダーにとって昨シーズン平均17.2得点、4.2アシストを記録したルーゲンツ・ドートとの5年総額8250万ドル(約114億円)に続く長期契約となる。ちなみにドートもドラフト外でNBA入りした選手だ。
この2人と契約延長を結んだことで、サンダーは大黒柱のシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを筆頭に2年目の大型ポイントガード、ジョシュ・ギディー、今年のドラフト全体2位指名のチェット・ホルムグレンなど、今後数年間に渡ってコアメンバーを契約下に置く体制を構築できている。ここに多くを保有しているドラフト1巡指名権と合わせ、今後どんな補強戦略を行っていくのか興味深い。