写真=Getty Images

グランドスラム王者もNBAオールスター選手もアーセナルファンだった?

『いぶし銀』という表現がぴったり合うヒートのルオル・デンが、プロテニスプレーヤーのアンディ・マリーとバスケットボールコートで交流している。スコットランド出身でグランドスラム優勝経験を持つ現世界ランク2位のマリーに、デンがシュート指導を行い、お互いの共通の趣味、夢について語っている動画が、ヒート公式Twitterアカウントに投稿された。

練習用のコートで初対面を果たした両者。マリーはさっそくシュートのコツを教えて欲しいとデンにリクエストする。デンはマリーのシュートを見た後で、選手によってリムの前方、後方を見る、もしくはボールの軌道を追うタイプがいると話し、すべて試すようにうながす。うまく決まったシュートの後で、どのパターンを試したかデンに聞かれたマリーは、「リムの後方を見たよ」と伝えた。

マリーから「ステファン・カリーはどのタイプ?」と質問されたデンは、「彼は何も見ずに放っても決める」と、笑顔で答えた。

その後、2人の話題はサッカーへと移る。デンがアーセナルの大ファンであると言うと、マリーもアーセナルを応援していることを伝えた。

デンは生まれこそ南スーダンだが、幼少期に家族とイングランドに移住している。幼い頃はプレミアリーグでプレーすることが夢だったようだが、身長が伸び続けていたため、バスケットボールに専念したそうだ。

動画ではデンのリフティングシーンも見られ、ハーフラインからマリーがテニスラケットを使い、テニスボールをフープに決めるトライも収録されている。

また、2人は自身の目標、夢についても質問し合った。デンに「叶えたい夢は?」と聞かれたマリーは、「世界ランク1位。何年間か2位だから、1位になりたい」と答え、デンは「僕はNBA優勝。どんなものなのか経験してみたい」と、話した。

デンの指導のおかげで、マリーは3ポイントシュートを決められるようになったのか? 是非、貴重な2ショットを動画でチェックしてみてもらいたい。