八村塁

32得点のブラウン「快適に感じている」

現地4月3日、ウィザーズが敵地に乗り込んだセルティックスとの一戦。タフな守備を攻略できず、ディフェンスも崩壊したウィザーズは第3クォーター終了時点で25点のビハインドを背負いそのまま102-144の大敗を喫した。

ここ3試合で平均19.6得点を挙げるなど、好調を維持していた八村塁だったが、この日はことごとくシュートがリングに嫌われた。序盤から積極的にシュートを狙い、第1クォーターだけで2本の3ポイントシュートを含む4本のシュートを放ったが、すべて決まらなかった。第3クォーターにも1本の3ポイントシュートを放ったがこれも決まらず、大量ビハインドを背負ったこともあり、最終クォーターに出場機会が訪れないまま試合終了となった。

八村は24分間の出場で5本のフィールドゴールをすべて失敗し、7リバウンド1ターンオーバーという結果に。八村が無得点で試合を終えたのは、実にルーキーイヤー以来で、11月7日のペイサーズ戦では21分間の出場で0得点8リバウンド1アシスト、3月9日のヒート戦では40分間のプレータイムで8本すべてのフィールドゴールを外し、6リバウンド3アシスト1スティールに終わっていた。

セルティックスはジェイレン・ブラウンがゲームハイの32得点を挙げてチームを牽引。彼を含む7人が2桁得点を記録し、ホーム最終戦を最高の形で終えた。

セルティックスは12月下旬の時点で16勝19敗と黒星先行の苦しい戦いが続いていた。しかし、その後は33勝11敗と大きく白星を伸ばし、一時東カンファレンス首位に立った。ブラウンは「正しい読みと正しいパスをすることができた。今夜はシュートが決まったし、良かった」と試合を振り返りつつ、「快適に感じている。僕はよりアグレッシブにプレーするようにしているけど、プレーオフに向かってそのレベルを次の段階に上げようとしているんだ」と、好調な現在の状態についても言及した。