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試合前のルーティンを邪魔されてウェストブルックが調子を崩す?

西カンファレンスのプレーオフ1回戦、ここまで1勝1敗のイーブンとしているマーベリックスのチャーリー・ヴィラヌエバと、サンダーのラッセル・ウェストブルックが激しい舌戦を繰り広げている。

発端は18日に行なわれた第2戦、試合開始前のコートサイドでの出来事だ。ウェストブルックは試合前のルーティーンとして奇妙なペアダンスを踊る。この日もルーキーのキャメロン・ペインとこの「儀式」を行っていると、ヴィラヌエバが両選手の間に入って妨害した。

ウェストブルックは邪魔だと言わんばかりにヴィラヌエバを押しのけてダンスを続けようとしたが、ヴィラヌエバは知らぬ素振りで再び割って入ろうとする。ウェストブルックは今度は背後から近づいて来たジャスティン・アンダーソンを腕で払いのけた。

その表情は明らかに苛立っていた。その一部始終を収めた動画を『CBS Sports NBA』がTwitterに投稿している。

84-85でマブスとの接戦を落とした試合後の会見で、ヴィラヌエバの行為について聞かれたウェストブルックは、「プレーしていないヤツがやること」と、強い口調で批判した。

すると今度はヴィラヌエバが反論。『Fox Sports』に動画を投稿して「踊りたいならクラブに行け」と言い返した。

「クラブに行って踊れ。『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』(ダンス・リアリティ番組)にでも出演しろ。お前はダンスして、バトルしたいんだろう。俺たちはバトルできる。でも、それはバスケットボールの試合以外での話だ。それと、あいつらが俺の通り道にいたんだよ。だから、必ずしも彼らのダンスを妨害したわけではない」

両者は1月13日に対戦した際にも小競り合いを起こし、結果的に2人とも退場処分を受けるなど、浅からぬ因縁がある。

21日にダラスで行なわれるシリーズ第3戦でも、両者の応酬に注目が集まることは間違いない。