安齋竜三

クラブはけん責および制裁金200万円

Bリーグは7月28日、越谷アルファーズと同ヘッドコーチの安齋竜三の規律違反と、その制裁内容を発表した。リーグによると、安斎は2024-25シーズンを通して、特定の選手に向けて「死ね」「クソが」などの暴言を言う、威圧的な態度をとるといったハラスメント行為を反復継続していた。

今年2月にBリーグ通報窓口に寄せられた通報を受け、リーグのコンプライアンス事務局が同日より調査を開始。7月22日に制裁が決定した。安斎はけん責および3カ月間のバスケットボール関連活動すべての停止、越谷はけん責および制裁金200万円という制裁を受ける。

リーグは安斎のハラスメント行為について「複数の選手が心身の不調をきたし、競技環境の変更を余儀なくされた選手もいるなど、非常に程度の重いハラスメント事案といわざるを得ない」、クラブの監督責任については「Bリーグは長年にわたり、各クラブに対し、ハラスメントの根絶を指導してきたにも関わらず、本件の発生を防ぐことができなかった。特に本件は、日常的にハラスメントが繰り返された事案であるにも関わらず、これを把握、改善できなかった責任は非常に重い」と説明している。