デズモンド・ベイン

「ローテーションに変化があっても、ウチは全員準備ができている」

現地1月13日に行われたティンバーウルブズvsグリズリーズの一戦は、第4クォーター終盤まで僅差の攻防となった末にグリズリーズが116-108で勝利した。

昨年11月に対戦した際はグリズリーズが95-138で大敗を喫したものの、今回は試合終盤までリードを奪い合う接戦に。グリズリーズは残り1分47秒にブランドン・クラークのフリースローで抜け出すと、デズモンド・ベインのレイアップ、ジョン・コンチャーの3ポイントシュートと畳み掛けてリードを広げ、連勝を11に伸ばした。

グリズリーズは、ベインが21得点、ジャレン・ジャクソンJr.が20得点、コンチャーがベンチから15得点に加えてキャリアハイの17リバウンド、クラークも14得点8リバウンドで勝利に貢献。グリズリーズはベンチ陣の得点でも48-13でウルブズを大きく上回った。

ベインは「ウチはチーム一丸となって戦っている」と試合後のインタビューで語った。「毎試合でロスターの面子が変わっているかもしれないけど、みんながステップアップしている。今日はジョン・コンチャーのパフォーマンスが非常に大きかった。彼は素晴らしい選手に成長していて、味方でいてくれて良かったよ」

また、ベインは「シーズンを通してローテーションに変化があっても、ウチは全員準備ができている。それがチームカルチャーであり、DNAなんだ。どの試合でも自分たちの仕事に集中している。それを続けられているからこその11連勝だと思う」とも話している。

2ウェイ契約から本契約を勝ち取ったコンチャーは、キャリアナイトになった試合後の会見で「ウチは結束が強いし、コート内外でも仲が良い。みんなとのプレーは楽しい」と語った。

選手層が厚く、直近11試合で平均38.5得点を記録しているセカンドユニットのニックネームを付けるようメディアから求められたコンチャーは「少し考えさせてよ。思いついたらきちんと言うから」と笑った。

連勝により西カンファレンス3位にまで順位を上げたグリズリーズは、12連勝をかけて現地14日にホームでマーベリックスと対戦する。