西カンファレンス4位をキープするグリズリーズ
現地1月6日に行われたピストンズvsグリズリーズの一戦は、6選手が2桁得点を記録したグリズリーズが118-88で快勝し、7連勝をマークした。
この日のグリズリーズは序盤からシュートタッチが良く、試合を通してフィールドゴール成功率50%近くを維持した。前半を終えた時点で62-46と突き放し、最終的には30点差をつけての勝利となった。
ベンチから出場して11得点を挙げたブランドン・クラークは試合後のインタビューで「ウチの選手層はスーパーディープ」と語った。「試合映像を見て準備しているから、ウチの武器であるディフェンスに集中できている。どの試合でも、守備で相手を抑えるために努力しているんだ。ウチの選手層はスーパーディープだよ。勝敗がほぼ決まった後でも、しっかり締めくくれる選手が揃っている。これだけの選手層があるチームだから、プレーしていて楽しい」
西カンファレンス4位をキープしているグリズリーズは、今シーズンの『サプライズチーム』と言われている。ベンチから出場して14得点を挙げたタイアス・ジョーンズは、この評価について「僕たちはチームの力を信じている。誰かに何か言われても気にならないし、周りから注目されなくても気にしない。これからも努力を続けるだけさ」と答えている。
18得点を挙げたディロン・ブルックスは「まだまだ本来の力に到達できていない」と、レギュラーシーズン40試合を終えたチームに『B+』という評価を与えつつも、高いレベルのパフォーマンスを維持し、この試合でも22得点9リバウンド6アシストをマークしたエースのジャ・モラントを「このリーグでベストポイントガード」と称えた。
「ジャは誰が相手でも点を決められる。誰も彼を止められない。それに加えて彼はパスやディフェンスも優れている。3ポイントシュートだって打てるしね。これらのプレーを毎試合で行える選手なんだ」