ニコラ・ヨキッチ

ナジとリードの台頭はプラスも、ナゲッツは厳しい戦いが続く

現地12月4日、ナゲッツはマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でニックスと対戦し、ニコラ・ヨキッチがわずか26分の出場で32得点11リバウンド5アシストと大活躍し、113-99で勝利した。

省エネながら見事なパフォーマンスだったヨキッチは、MSGとの相性の良さを再認識。試合後には「どういうわけか分からないけど、MSGは好きなんだ」と語った。

PJ・ドジアーが左膝の前十字靭帯を断裂、さらにマイケル・ポーターJr.も3度目となる腰の手術で今シーズン終了となったナゲッツにとって、この試合でベンチからキャリアハイの21得点に加えて8リバウンドを記録したジーク・ナジ、そしてGリーグからコールアップされて9得点4アシストと即結果を残したデイボン・リードは、まさに救いの神だった。

指揮官のマイケル・マローンも「ロッカールームの全員がジーク・ナジ、デイボン・リードに興奮させられている」と絶賛。当のナジは「自己満足する方ではないけど、このまま良い調子を維持したい」と控え目にコメントした。

また、マローンヘッドコーチは、現地1日に敵地で敗れたマジック戦から得られたものがあったと話す。「選手たちが自ら自分たちにやれるレベルでプレーできなかったと認めていた。それは望ましいことだが、前回の試合結果は受け入れるのが簡単ではなかった。それに、どうしてあのような結果になってしまったのかを考えると腹も立った」

「それでも選手たちが(マジック戦の)試合映像をもう一度見たいと言って、意見を言い、ミスを認めたのはポジティブなこと」

ロード7連戦中のナゲッツは、現地6日にシカゴでブルズと対戦する。苦しい時期だからこそ、一致団結して目の前の試合に集中するしかない。