B3の長崎ヴェルカ、マット・ボンズ29得点の活躍でSR渋谷を撃破
10月30日から11月2日にかけて全国4会場で行われる第97回天皇杯の3次ラウンド、昨日は北海道(北海きたえーる)、大阪(岸和田市総合体育館)、佐賀(唐津市文化体育館)で12試合が行われた。
北海道会場でホスト役を務めるレバンガ北海道は福島ファイヤーボンズと対戦。ショーン・ロングが21得点、デモン・ブルックスが16得点、ダニエル・ミラーが14得点と外国籍選手のアドバンテージを生かしつつ、最もプレータイムの長いロングも25分半とタイムシェアを徹底する全員バスケを展開。ディフェンスにリバウンドで対抗した福島に手堅く勝利している。
一発勝負のトーナメントの魅力であるアップセットが起きたのは佐賀会場の第1試合。前々回大会の王者であるサンロッカーズ渋谷がB3に参入したばかりの長崎ヴェルカに競り負けた。B3とはいえB1での経験豊富な選手が揃う新進気鋭の長崎は、接戦に持ち込んだ終盤にポイントガードの狩俣昌也を中心にSR渋谷のプレッシャーディフェンスをかいくぐり、マット・ボンズにボールを集める攻めで終盤の勝負どころで上回った。ボンズはフィールドゴール13本中10本成功の29得点を記録している。
昨日の結果は以下の通り。今日からは東京(アリーナ立川立飛)も加わり、10試合が行われる。
富山グラウジーズ105-71青森ワッツ
島根スサノオマジック102-68愛媛オレンジバイキングス
レバンガ北海道92-76福島ファイヤーボンズ
茨城ロボッツ86-74ファイティングイーグルス名古屋
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ93-58アースフレンズ東京Z
信州ブレイブウォリアーズ93-52バンビシャス奈良
新潟アルビレックスBB71-60山形ワイヴァンズ
広島ドラゴンフライズ80-76仙台89ERS
サンロッカーズ渋谷84-85長崎ヴェルカ
秋田ノーザンハピネッツ90-83熊本ヴォルターズ
佐賀バルーナーズ71-89京都ハンナリーズ
群馬クレインサンダーズ88-94西宮ストークス