ランス・スティーブンソン

最後にNBAでプレーしたのは2019年4月

ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンの『ビッグ3』を擁するネッツが、2021-22シーズンロスターを完璧なものにするため、ランス・スティーブンソンの獲得を検討していると報じられた。

『USA Today』によれば、先日ラスベガスで行われたスティーブンソンのワークアウトにネッツ首脳陣も立ち会い、ロスターに加えることを検討しているとのこと。同選手のワークアウトには、セブンティシクサーズ、バックス、ウィザーズ、キャバリアーズ、マーベリックス関係者も同席したという。

スティーブンソンは、ボールハンドリング、ディフェンスで高い評価を得ている選手だが、最後にNBAの試合に出場したのはレイカーズに所属した2019年4月で、2019-20シーズンは中国のチームでプレーした。

2021-22シーズンも優勝候補のネッツは、このオフにブレイク・グリフィン、ブルース・ブラウンと再契約した以外にも、パティ・ミルズ、ジェームズ・ジョンソン、ディアンドレ・ベンブリーとも契約を結んだ。充実のロスターが出来上がったように思えるが、GMのショーン・マークスは、先日「ウチのロスターの完成度は90%」とコメントするなど、トレーニングキャンプまでにさらなる選手獲得をほのめかしている。

スティーブンソンは、レギュラーシーズン、プレーオフともに豊富な経験を持つ選手で、NBAでプレーしていた当時のフォームを取り戻せれば、セカンドユニットの一人として頼りになるだろう。

GMが考える残り10%を埋めるのが『曲者』スティーブンソンになるのかどうか、今後数週間以内に結論が出るはずだ。