フランク・ニリキナ

写真=Getty Images

NBA開幕に向けた準備を優先「代表に加われず残念」

ニックスのポイントガード、フランク・ニリキナが、9月から始まるワールドカップヨーロッパ2次予選出場を辞退した。ルワンダ出身の両親の下、ベルギーで生まれたニリキナだが、小さな頃に移住したフランスで育ち、フランス代表でプレーしている。

フランス出身のニリキナは、NBAでの2年目に備えるため、予選出場を辞退する旨を代表に伝えたことを『L’Equip』とのインタビューで明かしている。

ニリキナは「代表に選出されて誇らしい気持ちになった。でも、NBAでの2シーズン目が始まる時期と重なっていて、このタイミングでの代表戦出場は非常に難しい。代表に加われないことを、とても残念に思う」と語った。

ニリキナは1年目の2017-18シーズンに78試合に出場し、平均5.9得点、3.2アシスト、2.3リバウンド、フィールドゴール成功率36.4%を記録。1月15日のネッツ戦では10得点7リバウンド10アシストの大活躍を見せ、その才能の片鱗をのぞかせた。

ニリキナの招集はかなわなかったフランスだが、ワールドカップ予選はここまで6戦全勝と結果を出している。9月の2次予選ではブルガリアとフィンランドと対戦する。