栃木ブレックス

写真=B.LEAGUE

粘りのディフェンスから試合の流れを引き寄せた栃木

『B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2018』は昨日が大会最終日。大田区総合体育館で熱戦が繰り広げられ、最終的に2年目の大会を制したのは栃木ブレックスだった。

セミファイナルでFE名古屋を下した栃木、東京Zを破った横浜。ともに地域でのスクールから育成に力を入れるチームが決勝へ進出した。横浜は昨年も決勝に進出するも、FE名古屋に敗れて優勝を逃している。

その横浜は身長の利を生かし、長身インサイドへのポストプレーを軸にしつつも判断良くボールをつなぎ、ミドルレンジのシュートも確率良く決めて先行。3点リードで前半を折り返す。それでも栃木もトップチームさながらの粘りのディフェンスを主体に、リードを許しても突き放されることなく食らい付く。そして栃木は終盤に逆転に成功。横浜の追撃を浴びながらも、連続3ポイントシュートで突き放し、65-55で接戦を制した。

優勝した栃木からは御堂地香楽が大会MVPに選ばれている。大会ベスト5は御堂地香楽(栃木)、今井翔太(栃木)、奥山誠海(栃木)、谷口律(横浜)、角田斗希(横浜)の5人。