「試合中に『感情をコントロールしないといけない』とみんなに伝えた」
現地4月26日、サンズはマディソン・スクエア・ガーデンで9連勝中のニックスと対戦。絶好調のニックスは、試合開始から25本中18本のフィールドゴールを成功させて、第2クォーターにリードを15点(44-29)に広げ、10連勝は固いと思われた。
しかし、気持ちを切り替えたサンズが後半を62-47で上回り、118-110で勝利。20得点5リバウンド6アシストを記録したクリス・ポールは、勝負どころとなった第4クォーター終盤にクラッチショットを連続成功させ、チームを勝利に導いた。
ポールは「チームのみんなと『困難を乗り越えよう』と話した」と試合後に語った。「試合中に『感情をコントロールしないといけない』とみんなに伝えた。今日のように良いチームと対戦できて、観客のエネルギーを感じられる試合ができてうれしいよ」
また、ゲームハイの33得点を挙げて勝利に貢献したデビン・ブッカーは「どうしても勝ちたかった」と話した。「自分たちのためだけに勝ちたかった。相手が連勝をキープしていたのも知っていたし、きっと激しい試合になると思っていた」
一方、敗戦に落胆していたニックスのジュリアス・ランドルは、「連勝が止まったのだから、次に切り替えるだけ」と淡々とコメントした。「もう終わったことだから、次に切り替える。ホーム連戦を良い形で締めくくりたい」