オースティン・リバース

プレーオフで45試合に出場経験のあるスコアリングガード

西カンファレンス4位のナゲッツがオースティン・リバースと10日間契約を結んだ。

ナゲッツは4月13日のウォリアーズ戦でジャマール・マレーが終盤に負傷。検査の結果、左膝の十字靭帯断裂と判明し、今シーズンの復帰は絶望となった。

キャリアハイとなる平均21.2得点を挙げていたマレーの穴を埋めることは容易ではなく、周りの選手のステップアップが必要となる。さらにプレーオフも視野に入れ、クラブはバックコートの強化を図りリバースの獲得に動いた。

リバースは今シーズンニックスで21試合プレーし、平均21.0分のプレータイムで7.3得点、2.0アシスト、3ポイントシュート成功率36.4%を記録。その後、セブンティシクサーズとサンダーを含む3チーム間トレードによってサンダーへ移籍したが、契約解除となり新天地を探していた。

クリッパーズに在籍した2017-18シーズンにはキャリアハイとなる平均15.1得点を記録。クリッパーズとロケッツ時代にはプレーオフで45試合に出場するなど、経験も豊富だ。思い切りの良い3ポイントシュートと持ち味のドライブを生かし、リバースはナゲッツのピンチを救えるか。