ジャズ

レイカーズ指揮官も脱帽「彼らは忍耐強い」

ジャズvsレイカーズの一戦は、先発の5人全員が2桁得点を記録し、シックスマン賞候補のジョーダン・クラークソンがベンチからチームハイの22得点を挙げたジャズが111-97で勝利した。

土曜日に行われたレイカーズ戦ではルディ・ゴベア、マイク・コンリー、デリック・フェイバーズら3人の欠場が響き、延長戦を落とした。だが、今回の試合では3人が復帰し、全員でドノバン・ミッチェルの穴を埋めて快勝した。

ゴベアのバックアップを務め、縁の下の力持ちとしてジャズを支えるフェイバーズは「まだまだ課題は多いけど、リーグのどのチームとも互角に戦えると思う」と、チームが持つ力を信じている。

ジャズの指揮を執るクイン・スナイダーも「試合の最初から良い集中力で臨めた」と、完勝を収めた試合を振り返った。「我々はいつでもチームとして戦っている。また、リードしている状況で相手がレベルを上げてくることも知っている。この試合は良いパフォーマンスだった」

一方、レイカーズの指揮官、フランク・ボーゲルはアタックとキックアウトを繰り返すジャズのオフェンスに対し、ディフェンスで我慢できなかったことを敗因に挙げた。「彼らは忍耐強い。常にリングの近くやペリメーターで良いシュートを打とうとしている。もし、その機会が見つからなければ、それを見つけるまでポゼッションを続ける。だからこそ、ジャズは今の成績を残しているのであって、今夜の我々は十分ではなかった」

17得点を挙げたカイル・クーズマも「ディフェンスで努力が足りなかった」と、ボーゲルと同様の見解を示した。

ジャズは43勝15敗でリーグ首位をキープしている。バックスとの接戦を制したサンズに1.5ゲーム差と迫られているが、大崩れせず抜群な安定感を誇る現在のジャズであれば、プレーオフ第1シード獲得の可能性は高い。