ステフィン・カリー

指揮官のカーも脱帽「最近の彼は本当に素晴らしい」

ステフィン・カリーの復調とともに、ウォリアーズが徐々に勝ち星を伸ばし始めている。

現地15日、敵地でキャバリアーズと対戦したウォリアーズはカリーが33得点4リバウンド5アシストでチームを牽引。アンドリュー・ウィギンズも23得点、ホワン・トスカーノ・アンダーソンも20得点、ドレイモンド・グリーンも5得点10リバウンド8アシストの活躍を見せ119-101で勝利した。

ウォリアーズは第1クォーターを3点ビハインドで終えたが、第2クォーターを35-21とし2桁のリードを奪うと、そのまま点差を広げて勝負を決め、今シーズン最長の4連勝で勝率5割復帰を果たした。

キャリアベストとなる9試合連続30得点超えをマークしたカリーは「チームに楽しさや、競争心をもたらそうと思ってやっている」とコメント。直近9試合で平均39.0得点のカリーは、徐々に順位を上げている現状を「まだまだやることは多い」としつつ、「異なる勝ち方ができているのは良い兆候」と、手応えをつかんでいる。

指揮官のスティーブ・カーも「ステフの基準を考えてみても、最近の彼は本当に素晴らしい」と、カリーを称えている。「人生を通して努力してきたこと、ハードワークの賜物だ。しかも、彼は毎試合で結果を残している。今のチームの状態は非常に良い。選手たちも好調を実感できている」

4連勝により、西カンファレンス8位のブレイザーズに0.5ゲーム差に迫った。カリーが現在の状態を維持できれば、さらに上の順位も狙える。次戦は5連勝中と好調なセルティックスと対戦する。