ゴードン加入後はいまだ負けなし、優勝候補の一角に
ナゲッツvsピストンズの一戦は二コラ・ヨキッチが27得点11アシストのダブル・ダブルを記録し、マイケル・ポーターJr.が25得点、ウィル・バートンが24得点と主力が活躍。前半で20点差をつけたナゲッツがそのまま134-119と快勝を収めた。
ピストンズにはヨキッチのバックアップを務めたメイソン・プラムリー、ナゲッツで急成長を遂げたジェレミ・グラントが所属。ヨキッチは昨シーズンのプレーオフで起こした奇跡を思い出し、2人との再会を喜んだ。
「みんな、昨シーズンのあのチームのことは一生忘れないだろう。僕たちは1勝3敗からの復活を2度もして、誰もやったことのない歴史を作ったんだ。だから、彼らに会えるのはいつでもうれしいよ」
今日の勝利でナゲッツは今シーズン最長となる6連勝を達成。アーロン・ゴードンが加入後は負けなしと、優勝候補の一角となりつつある。マジックでは得点面での活躍も求められていたゴードンだが、ナゲッツではグラントが抜けたディフェンス面での貢献が特に目立っている。この試合も9得点4リバウンド3アシストと際立った数字は残していないが、安定した守備で勝利に貢献した。
指揮官のマイケル・マローンは献身的な姿勢を見せ、チームに即座にフィットしたゴードンを称賛した。「アーロンはチャンピオンを目指すチームの一員になりたいと思っている。彼は目立とうとしているのではなく、溶け込もうとしているのです」
第3クォーター残り3分30秒を切った場面では、ペイント内で連続でパス交換をし、ヨキッチのイージーシュートをお膳立てした。自分でシュートに行けるにもかかわらずパスを選択したところにも、マローンヘッドコーチが言う溶け込む姿勢が見て取れる。