「為すべきことはホームで良いプレーを見せること」
『FIBAユーロバスケット2025』を代表するスター選手の1人、ラトビア代表のクリスタプス・ポルジンギスが取材に応じている。
今大会ラトビアは、キプロス、フィンランド、ポーランドと共に開催地だ。ラトビアの入っているグループリーグAには、優勝候補筆頭と評されるセルビアがいる。さらに日本時間28日の深夜0時ティップオフとなる初戦ではいきなり強豪トルコ代表と対戦する。
『Eurohoops.net』によると、ポルジンギスはトルコの中心アルペラン・シェングンについて、「素晴らしい選手で年々成長している。彼のパス能力、オフェンスには苦労することになる。チーム一丸となって対処しないといけない」と警戒。また、グループ最大の難敵セルビアの要であるニコラ・ヨキッチについては「彼はおそらく世界No.1の選手だ。彼との対戦は本当にタフなものとなる」と最大限の賛辞を送っている。
前回の2022年大会は出場を逃したラトビアだが、前々回の2017年大会では5位に食い込んだ。自国開催となる今回は、この5位を上回るメダル獲得への期待が高まっている。選手たちはプレッシャーを感じてもおかしくないが、ポルジンギスは「個人的に感じることはない」と平常心で大会への意気込みを語る。
「ホームコートアドバンテージがあるのは当然だし、同時に良いパフォーマンスをしなければいけないと、さらなるプレッシャーも生まれる。ただ、僕たちが為すべきことはホームの観客の前で良いプレーを見せることで、そのために夏の間ずっと練習を重ねてきた」
ポルジンギスは2017年大会で、7試合出場で平均23.6得点、5.9リバウンドと活躍を見せた。今大会、ラトビアが再び上位進出を果たすには、ポルジンギスの当時と変わらぬハイパフォーマンスが必要となってくる。