
ダリアス・ガーランドとストゥルースを欠くことに
キャバリアーズのマックス・ストゥルースはシーズンオフの個人ワークアウト中に左足小指を骨折した。手術は成功したが、復帰までには3~4カ月を要する。
ヒートで勝負強いシューターとして頭角を現したストゥルースは、2023年に4年6200万ドル(約93億円)の契約を結んでキャブズに加入した。昨シーズンは3ポイントシュート成功率38.6%を記録。恵まれた体格を生かしたディフェンスでもチームに貢献する『3&D』だ。ヒート時代から高いクラッチ力を発揮しており、昨シーズンには平均9.4得点にもかかわらず、プレーオフのペイサーズとのシリーズでは2試合で20得点超えを記録している。
キャブズではダリアス・ガーランドとドノバン・ミッチェル、エバン・モーブリーとジャレット・アレンが『コア4』と呼ばれるが、ストゥルースはそれに続く5番目の選手。またエースのドノバン・ミッチェルとの相性が良く、ミッチェルが攻めるためのスペースを彼が生み出す、あるいは相手ディフェンスを引き付けたミッチェルのアシストから3ポイントシュートを決めるという連携が使えなくなるのは大きな痛手だ。
ストゥルースは去年にも足首を捻挫し、年末までプレーできなかった。今回はダリアス・ガーランドもプレーオフで痛めた左足の手術で出遅れており、キャブズはポイントガードとスモールフォワードの先発2人を欠いてシーズン序盤戦を戦うことになる。