カーメロ・アンソニー

通算得点でNBA歴代11位に浮上

現地3月13日、トレイルブレイザーズは敵地でティンバーウルブズと対戦し、125-121で勝利した。

チームに勝利をもたらしたのは、ベテランのカーメロ・アンソニーだ。カーメロはベンチからの出場でチーム最多の26得点を記録。特に第4クォーターは攻守で違いをもたらす大活躍だった。同点3ポイントシュートを決めた後のポゼッションでは、ジェイレン・ノウェルのシュートをブロックで阻止。その後も拮抗した戦いが続く中で、3ポイントシュートやフェイダウェイシュートを沈めてリードをもたらす。さらには、デイミアン・リラードのジャンパーをアシストしたり、デリック・ジョーンズJr.のダンクをお膳立てするなどして、勝利に貢献した。

試合後のインタビューで、勝負どころのシュートについて聞かれたカーメロは「練習で毎日打っているシュートだ。大事なのはリズムと、自信を持って打つこと。自分のスポットを取れれば、あとはシュートが決まるかどうか」と語った。

この日の得点で、カーメロは通算得点でアキーム・オラジュワン(2万6946)を抜いて歴代11位(2万6955)に浮上した。この記録についてコメントを求められると「まだ現役としてプレーしているからね(笑)。今も楽しんでプレーしているし、ハッピーなんだ。それが何よりも大事なことだよ」と笑顔でコメントした。

ブレイザーズで居場所を見つけたカーメロは、キャリアの最終章を心から楽しんでチームに貢献している。