ラメロ・ボール

バックスとヒートを相手に連勝

マリーク・モンクがキャリアハイの36得点をマークする活躍を見せたホーネッツが、延長戦の末に129-121でヒートに勝利した。

この試合では、バックス戦で右足首を捻挫したテリー・ロジアーに代わって、ルーキーのラメロ・ボールがNBAキャリア初となる先発出場を果たした。指揮官のジェームズ・ボーレゴが「ラメロは大胆不敵な選手。初先発だからといって何も変わらないはずさ。いつも通りのプレーを続けてくれれば良い」と語ったように、ラメロは積極的なプレーを見せて、14得点5リバウンド7アシストを記録して勝利に貢献した。

ラメロは初めての先発出場を終え、「特に意識はしていなかったよ。いつも言っていることだけど、バスケットをすることに変わりないからね。スタートだろうがベンチからだろうが、コートに出たらベストを尽くすだけ」と淡々とコメント。「どんな試合になっても、勝つ時はいつだって楽しくバスケットができている。勝つことが大好きだし、今日は楽しくプレーできた。この気持ちを忘れないように、これからもプレーするよ」

これまで先発出場の機会はなかったラメロだが、現地1月9日のホークス戦ではNBAキャリア初のトリプル・ダブルをリーグ史上最年少で達成した。さらに1月30日のバックス戦では、キャリアハイの27得点を挙げて勝利に貢献するなど、チームに欠かせない存在となっている。

昨シーズンのNBAファイナリストを相手に、初先発出場ながら臆せずに自分のプレーをこなしたラメロのさらなる成長に期待したい。